niScope自動設定
- 更新日2025-10-21
- 4分で読める
デジタイザを自動的に構成します。
このVIを呼び出すと、デジタイザは入力信号を検出し、自動的に計測器の設定を構成します。チャンネルで信号が検出された場合、ドライバは信号範囲よりも大きい使用可能な最小垂直レンジを選択します。たとえば、信号が1.2Vpk-pk正弦波の場合、デバイスは1Vおよび2Vの垂直レンジをサポートし、ドライバはそのチャンネルに対して2Vの垂直レンジを選択します。
アナログ入力チャンネルに信号が存在しない場合、警告が返され、すべてのチャンネルが有効になります。信号がチャンネルで使用可能な最小垂直レンジの10%以上である場合、チャンネルに信号が存在するとみなされます。
関連トピック

入力/出力
詳細
自動設定による設定変更
このVIは、以下の設定を以下の値に変更します。
| 一般 | |
| 集録モード | 標準 |
| 基準クロック | 内部 |
| 垂直 | |
| 垂直カプリング | AC (ACがサポートされている場合、されない場合はDC) |
| 垂直帯域幅 | 全域 |
| 垂直レンジ | 自動設定により変更 |
| 垂直オフセット | 0 V |
| プローブ減衰 | 自動設定により変更なし |
| 入力インピーダンス | 自動設定により変更なし |
| 水平 | |
| サンプリングレート | 自動設定により変更 |
| 最小レコード長 | 自動設定により変更 |
| リアルタイム強制 | TRUE |
| レコード数 | 1に変更 |
| トリガ | |
| トリガタイプ | 信号が存在する場合はエッジ、それ以外は即時 |
| トリガチャンネル | 信号が存在する場合、最も低い番号のチャンネル |
| トリガスロープ | 立ち上がり |
| トリガカプリング | DC |
| 基準位置 | 50% |
| トリガレベル | トリガチャンネルの信号の50% |
| トリガ遅延 | 0 |
| トリガホールドオフ | 0 |
| トリガ出力 | なし |
PXIe-5185およびPXIe-5186特有の動作
PXIe-5185およびPXIe-5186モジュールには、各チャンネルに2つの物理コネクタ (50 Ω入力インピーダンス、1 MΩ入力インピーダンス) があるため、このVIは、これらのモジュールで特有の動作をします。
ユーザが「niScopeプロパティ」を使用していずれかまたは両方のチャンネルの入力インピーダンスを指定した場合、このVIはその入力コネクタ上の信号のみを検索します。信号が検知されない場合、NI-SCOPEは警告を返し、両チャンネルは指定の入力インピーダンスに対して有効になります。
インピーダンスが指定されていない場合、このVIは両方の入力コネクタの信号を検索します (最初に50 Ω入力コネクタ、次に1 MΩ入力コネクタの順)。NI-SCOPEが50 Ωコネクタ (デフォルト) で信号を検知した場合はそれを使用します。50 Ωコネクタで信号が検知されなかった場合は1 MΩコネクタで信号を検索します。どのコネクタ上でも信号が検知されない場合、NI-SCOPEは警告を返し、両チャンネルは50 Ωインピーダンスで有効になります。
計測器ハンドル
—
エラー入力
—
計測器ハンドル出力
—
エラー出力
—