オンボードクロックを使用するときに、サンプリングクロックに基準クロックを基準としたオフセット (秒) を適用します。

このVIが呼び出されるたびに、サンプリングクロックが、指定された時間、基準クロックからオフセットされます。

調整範囲: 呼び出しあたり±1 サンプリングクロック周期

関連トピック


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入力/出力

  • civrn.png 計測器ハンドル

    計測器ハンドルは、計測器セッションを識別するためのものです。

  • cdbl.png 遅延

    遅延は、サンプリングクロックを遅らせる時間 (s) です。これは相対値であるため、このVIに繰り返される呼び出しごとにサンプリングクロックをこの時間分遅らせます。

    デフォルト値: なし

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、 標準エラー入力として機能します。

  • iivrn.png 計測器ハンドル出力

    計測器ハンドル出力は、計測器ハンドルと同じ値を持ちます。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、 標準エラー出力として機能します。

  • 詳細

    プログラミングパターン

    NI-TClkを使用して同期されているオシロスコープ間のスキューとジッタを修正するために、手動調整を行うときに、このVIを使用します。

    1. スキューやジッタを減らすために、このVIで時間オフセットを適用します。
    2. 発振器位相DAC値プロパティを使用してこの時間オフセットを、セッション間で手動調整を適用可能で、かつ同期の再現性を向上できる値に変換します。

    手動調整の詳細については、 手動調整によりオシロスコープのNI-TClk同期を改善させるを参照してください。