任意波形モードを使用して、ユーザが作成または提供する数値データの波形配列から波形を生成できます。

LabVIEWの例

以下は、任意波形モードの構成時に必要な基本手順です。LabVIEWでの任意波形モードの使用例については、LabVIEWのFgen Basic Arb Waveform.viまたはFgen Arbitrary Waveform.viサンプルを参照してください。

  1. 出力モードが任意波形に設定されている状態で「niFgen出力モードを構成」VIを呼び出します。
  2. (オプション) 「niFgen任意メモリをクリア」VIを呼び出します。これにより、前回作成された任意波形、シーケンス、スクリプトが信号発生器のメモリから削除されます。

任意波形を作成するには以下の2つのオプションのいずれかを選択します。

オプション1―NI-FGENで波形のサイズおよび割り当てられる領域を構成する。

  1. 「niFgen波形を作成 (多態性)」VIを呼び出します。このVIは、指定するデータと同じサイズの波形を作成します。
  2. 「niFgen任意波形を構成」VIを呼び出して、波形のゲインおよびオフセットを構成します。

オプション2―波形サイズおよび割り当て領域を手動で構成する。

  1. 「niFgen波形を割り当て」VIを呼び出して、信号発生器のオンボードメモリに割り当てる波形サイズを指定します。
  2. 「niFgen波形の書き込み (多態性)」VIを呼び出して、手順3で割り当てたオンボードメモリに波形データを書き込みます。
  3. 「niFgen任意波形を構成」VIを呼び出して、波形のゲインおよびオフセットを構成します。

Cの例

以下は、任意波形モードの構成時に必要な基本手順です。Cでの任意波形モードの使用例については、CVIのBasicArbitraryWaveformまたはArbitraryWaveformサンプルを参照してください。

  1. outputModeパラメータがNIFGEN_VAL_OUTPUT_ARBに設定されている状態で「niFgen_ConfigureOutputMode」関数を呼び出します。
  2. (オプション) 「niFgen_ClearArbWaveform」関数を呼び出します。これにより、前回作成された任意波形が信号発生器のメモリから削除されます。
  3. 「niFgen波形を作成」関数 (niFgen_CreateWaveformF64niFgen_CreateWaveformI16niFgen_CreateWaveformComplexF64、またはniFgen_CreateWaveformFromFileI16) の1つを呼び出します。選択する関数は、指定されたデータサイズとタイプを使用して波形を作成します。
  4. niFgen_ConfigureArbWaveform」関数を呼び出して、波形のゲインおよびオフセットを構成します。