特殊なNI-FGEN外部キャリブレーションセッションを作成および初期化します。返されるViSessionは、標準の属性および関数を使用してデバイスを構成できるNI-FGENセッションです。ただし、特殊なキャリブレーションプロパティおよびVIを使用して外部キャリブレーション手順をプログラムできるように、フラグが設定されています。NI 5404およびPXIe-5413/5423/5433には、これとは異なるキャリブレーションVIが用意されています。詳細については、信号発生器のキャリブレーション手順を参照してください。


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入力/出力

  • civrn.png リソース名

    リソース名は、計測器名を指定します (例: 「PXI1Slot3」、「PXI1Slot3」はMAX (Measurement & Automation Explorer) で割り当てられた計測器名)。

    構文

    例番号 デバイスタイプ 構文 変数
    1 NI-DAQmxデバイス myDAQmxDevice (myDAQmxDevice = デバイス名)
    2 NI-DAQmxデバイス DAQ::myDAQmxDevice (myDAQmxDevice = デバイス名)
    3 NI-DAQmxデバイス DAQ::2 (2 = デバイス名)
    4 IVI論理名またはIVI仮想名 myLogicalName (myLogicalName = 名前)

    NI-DAQmxデバイスの場合、構文は、例1に示すように、MAXで指定されているデバイス名のみです。通常、NI-DAQmxデバイスのデフォルト名は、Dev1またはPXI1Slot1です。MAXで名前を右クリックして新しい名前を入力することで、DAQmxデバイスの名前を変更することができます。

    NI-DAQmxデバイスで使用できるもう1つの構文は、例2に示すように、「DAQ::NI-DAQmxデバイス名」です。この命名規則により、従来型NI-DAQデバイス用に設計されたアプリケーションでNI-DAQmxデバイスを使用することが可能です。たとえば、アプリケーションがDAQ::1 (従来型NI-DAQの構文) を期待している場合、MAXでNI-DAQmxデバイスの名前を1に変更し、例3が示すようにリソース名としてDAQ::1を渡します。

    「DAQ::n」構文を使用する場合、それと同じNI-DAQmxデバイス名が既に存在すれば、そのNI-DAQmxデバイスが最初にマッチングされます。

    また、例4に示されているように、IVI構成ユーティリティで構成したIVI論理名またはIVI仮想名を渡すこともできます。論理名は特定の仮想計測器を識別します。仮想名はデバイスを識別し、セッションの初期設定に使用します。

    注意 NI-DAQmxデバイス名は大文字と小文字を区別しません。ただし、論理名などのIVI名はすべて大文字と小文字が区別されます。論理名、ドライバセッション名、または仮想名をプログラムで使用する場合、使用する名前はIVI Configuration Storeファイルの名前と完全に一致する必要があり、大文字小文字も同じでなくてはなりません。
  • cstr.png パスワード

    パスワードには、外部キャリブレーションセッションをデバイスに開くのに必要なキャリブレーションパスワードを指定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、 標準エラー入力として機能します。

    デフォルト値: エラーなし

  • iivrn.png 計測器ハンドル出力

    計測器ハンドル出力は、計測器セッションのリファレンスを次のVIに渡します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、 標準エラー出力として機能します。