サンプリングクロックを遅らせます (または位相シフト)。これにより、モジュールの出力に遅延が生じます。調整時間には、正と負の両方の値を使用できますが、サンプリングクロック周期以下の値である必要があります。遅延は、このVIが呼び出された直後に反映されます。

外部サンプリングクロックを遅らせるには、 サンプリングクロック絶対遅延プロパティを設定します。サンプリングクロックを遅らせることで、複数のモジュールの出力を調整する場合や、PLL基準クロックなどの固定基準を基準とする出力を意図的に位相シフトする場合に役立ちます。

メモ NI-TClk同期」VIを呼び出した後にこのVIを呼び出すと、同期がとれなくなります。


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入力/出力

  • civrn.png 計測器ハンドル

    計測器ハンドルは、計測器セッションを識別するために使用します。

    計測器ハンドルは、「niFgen初期化」VI、「niFgen初期化 (オプション指定) 」VI、または「niFgen初期化 (チャンネル指定) 」VIから取得されます。

  • cdbl.png 調整時間

    調整時間には、サンプリングクロック遅延の調整時間を指定します。

    単位: 秒 (s)

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードの実行前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、 標準エラー入力として機能します。

    デフォルト値: エラーなし

  • iivrn.png 計測器ハンドル出力

    計測器ハンドル出力は、計測器セッションのリファレンスを次のVIに渡します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。この出力は、 標準エラー出力として機能します。