単一サンプルのアナログ入力のプログラミングフローチャート
- 更新日2025-12-03
- 2分で読める
単一のサンプルの集録はオンデマンド操作です。つまり、NI-DAQmxは入力チャンネルから1つの値を集録し、即座に値を返します。この操作にはバッファリングやハードウェアタイミングは不要です。たとえば、周期的に水槽の液面監視が必要な場合、単一のデータポイントを集録します。液面を表す電圧を生成するトランスデューサを測定デバイスの単一のチャンネルに接続して、液面を確認したい場合、シングルチャンネル、シングルポイント集録を開始することができます。
また、NI-DAQmxで複数のチャンネルからデータを集録することも可能です。たとえば、水槽の温度だけではなく液面も監視したい場合があるかもしれません。このような場合、デバイス上の2つのチャンネルに接続された2台のトランスデューサが必要です。以下のフローチャートは、単一のサンプルアナログ入力アプリケーションをプログラム的に作成する主な手順を示します。必要な場合、DAQアシスタントを使用して、単一のサンプルを集録するタスクを構成することもできます。
ヒント
パフォーマンスを向上させるには (特に複数のサンプルを読み取る場合)、アプリケーションで「開始」関数/VIおよび「停止」関数/VIを使用します。上記のフローチャートでは、開始関数/VIはサンプルを読み取る直前に実行され、停止関数はタスクをクリアする直前に実行されます。