入力範囲障害検出
- 更新日2025-12-03
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NI-DAQmxの入力範囲障害プロパティを使用すると、タスク内の各チャンネルに対して構成可能な上限値と下限値の外側にあるサンプルを確認できます。
エラー検出は、正と負の両方の入力値に適用されます。たとえば、下限を2 mA、上限を12 mAに指定した場合、NI-DAQmxは15 mAおよび-15 mAではエラーを検出しますが、-6 mAでは検出しません。これは-6 mAが-2 mAから-12 mAの範囲内にあるためです。
AI.入力範囲障害検出有効―入力範囲障害検出を有効にします。
AI.入力範囲障害検出.上限―入力範囲検出の上限レベルを指定します。上境界と下境界外の入力サンプルは障害の原因になります。
AI.入力範囲障害検出.下限―入力範囲検出の下限レベルを指定します。上境界と下境界外の入力サンプルは障害の原因になります。
入力範囲障害Ch検出―デバイスがタスク内の各チャンネルに設定された上限または下限を超えているサンプルを検出したことを示します。このプロパティの読み取りは、タスクのすべてのチャンネルに対して入力範囲障害チャンネルのステータスをクリアします。
入力範囲障害Ch―タスク内の各チャンネルに設定された上限または下限を超えているサンプルを検出した仮想チャンネルをリストします。このプロパティを読み取る前に、入力範囲障害Ch検出を読み取る必要があります。