「エッジカウント」とは、デバイスがカウンタチャンネルを使用して立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジをカウントすることです。シングルポイントまたはバッファサンプリングクロックのエッジカウントのいずれかを選択できます。

次の図は、エッジカウントの例を示しています。この例では、デバイスのカウンタが入力端子で5つのエッジをカウントします。

バッファ型エッジカウントでは、デバイスがサンプリングクロックの各アクティブエッジにカウントされるエッジ数をラッチし、バッファに格納します。バッファ型エッジカウント用のクロックが内蔵されていないため、外部サンプリングクロックを用意する必要があります。

NI-DAQmxでは、オンデマンドのエッジカウントを行う場合、最初に開始関数/VIを呼び出して、カウンタをアーミングします。その後に続くそれぞれの読み取りが、カウンタの開始後にカウントされたエッジ数を返します。最初にカウンタを開始せずに複数の読み取りが行われる場合には、読み取り関数/VIの各呼び出しで、カウンタは暗黙のうちに開始、停止します。また、読み取りの呼び出し間でカウントされるエッジの数は累積されません。

タイミングエンジン一時停止トリガとゲート構成をサポートするデバイスでは、ゲート機能を有効にするには、CI.CountEdges.Gate.Enable属性/プロパティを使用します。

NI 9361以外では、一時停止トリガを構成して、NI-DAQmxでオンデマンドのエッジカウントでカウントを一時停止することもできます。一時停止トリガを構成するには、トリガ属性/プロパティを使用して、一時停止するレベルと同様にデジタルトリガのソース端子を設定します。