「デプロイメント」とは、アプリケーションを開発したコンピュータとは異なるコンピュータでアプリケーションを配布またはデプロイすることができるように、アプリケーションを開発することです。アプリケーションをデプロイするには、保存済みの開発アプリケーションと、アプリケーションとシステムに必要となる構成情報が必要です。

NI-DAQmxベースのアプリケーションをデプロイする際、複数のタスクで共有される構成項目を転送しなければならない場合があります。これらの項目には以下が含まれます。
  • タスク
  • チャンネル
  • スケール
  • デバイスセットアップ

NI MAXエクスポートウィザードを使用して、この構成データを保存および転送できます。このウィザードを使用すると、別のシステムでインポート可能なファイルに設定をエクスポートできます。

メモ エクスポートウィザードは、MAXが管理者権限で実行されている場合にのみ使用できます。

NI MAXで構成データをエクスポートおよびインポートする手順については、技術サポートデータベースの公式記事「NI MAXでシステム構成をエクスポート/インポートする」を参照してください。

デプロイメント可能なアプリケーションを開発する

以下の複数の方法で、NI-DAQmxアプリケーションのデプロイメントを行うことができます。

  • MAXエクスポートウィザードを使用して、タスク、チャンネル、スケール、デバイスなど、設定のすべてを別のコンピュータにデプロイする
  • MAXエクスポートウィザードを使用して、デバイス構成を除く設定のすべてを別のコンピュータにデプロイする。ターゲットコンピュータに既存のデバイス構成に依存するタスクがある場合、この操作を使用することを推奨します。この場合は、タスクとチャンネルがターゲットコンピュータ上のデバイス構成を参照するように、デプロイメントを終了した後、変更を追加する必要がある場合があります。
  • 最初の段階でMAXエクスポートウィザードを使用して、ユーザグループにデバイス、スケール、グローバル仮想チャンネル構成の組み込まれたセットをデプロイする。ユーザグループの各メンバーは、共有された構成に依存するタスクを作成し、次にそれらのタスクを使用するアプリケーションを作成し、最後にグループ内でそのアプリケーションを共有することができます。場合によっては、タスクは自動的にアプリケーションと共にデプロイされます。また、アプリケーションから独立してタスクをデプロイする必要がある場合もあります。詳細については、「タスクとチャンネルをデプロイする」のセクションを参照してください。

タスクとチャンネルをデプロイする

作成したタスクとチャンネルは、以下の場合、自動的にアプリケーションと共にデプロイされます。

  • DAQアプリケーション用にLabVIEW Exprress VIを使用して、タスクがローカルチャンネルのみ使用する。
  • LabWindows/CVIまたはMeasurement Studioプロジェクト内にタスクを保存し、タスクがローカルチャンネルのみ使用する。
  • NI-DAQmx APIを使用して、タスクとチャンネルをプログラム的に作成する。

以下の方法でタスクとチャンネルを作成する場合、MAXエクスポートウィザードを使用してデプロイする必要があります。

  • MAXで直接タスクとチャンネルを作成する
  • LabVIEWのタスク名制御器とチャンネル名制御器でタスクとチャンネルを作成し、構成コードを作成しない。
  • LabWindows/CVIでタスクを作成し、構成コードを生成せず、タスクをプロジェクトにコピーしない。
  • グローバル仮想チャンネルを含むSignalExpressプロジェクトを作成する。
  • グローバル仮想チャンネルを使用するタスクを含むDAQアプリケーション用にLabVIEW Exprress VIを使用するが、コード生成は使用しない。
    メモ プロジェクトで追加されたがコピーされていないグローバル仮想チャンネルが使用される場合、SignalExpressからのLabVIEW ダイアグラムを生成するには、MAXエクスポートウィザードを使用してチャンネルをデプロイする必要があります。