デジタル信号の立ち上がりエッジまたは立ち下がりエッジでタイミングループにティックを送るタイミングソースを作成します。NI-DAQmxでは、指定したカウンタを使用し、デジタル信号のエッジを検出します。「DAQmxタイミングソースを作成」VIのインスタンスからの信号には含まれない外部デジタル信号または内部デジタル信号にタイミングソースを設定する場合、このVIを使用します。


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入力/出力

  • cstr.png タイミングソース名

    タイミングソース名は、このVIが作成するタイミングソースへ割り当てる名前です。

  • cdaqmxscale.png カウンタ

    カウンタは、タイミングソースに使用するカウンタ名を指定します。 DAQmx物理チャンネル定数は、システムにインストールされたデバイスの、カウンタを含む、すべての物理チャンネルをリストします。

    また、この入力にカウンタの 名前を含む文字列を配線することもできます。

  • cdaqmxscale.png ソース

    ソースは、タイミングソースに使用するデジタル信号を接続する 端子を指定します。 DAQmx端子定数は、システムにインストールされたデバイス上で使用できるすべての端子の一覧を表示します。また、 端子名を含む文字列を配線することによって、ソース端子を指定することもできます。

  • ci32.png エッジ

    エッジには、デジタル信号のどのエッジでタイミングループにティックを送信するかを指定します。

    立ち下がり (10171)

    立ち下がりエッジでティックを送信します。

    立ち上がり (10280)

    立ち上がりエッジでティックを送信します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このVIまたは関数の実行前に発生したエラー状態を示します。

    デフォルトはエラーなしです。このVIまたは関数が実行する前にエラーが発生した場合、VIまたは関数はエラー入力の値をエラー出力に渡します。このVIまたは関数の実行中にエラーが発生した場合、通常どおりに実行してそのエラーステータスをエラー出力に設定します。エラーコードの説明を表示するには、「 シンプルエラー処理」VIまたは「 一般エラー処理」VIを使用してください。エラーをチェックしたり実行順序を指定するには、ノードのエラー出力を次のノードのエラー入力に配線してください。

  • cu32.png エッジカウント

    エッジカウントは、タイミングループにティックを送信するようタイミングソースに発生する必要のあるデジタル信号のエッジ数を指定します。たとえば、この値を3に設定すると、タイミングソースは3つ目のエッジでタイミングループにティックを送ります。

  • istr.png タイミングソース出力

    タイミングソース出力は、このVIが作成するタイミングソースの名前です。この出力を、タイミングループの入力ノードのソース入力に配線します。

    タイミングソース名入力でタイミングソース名を指定した場合、この出力には同じ名前が含まれます。タイミングソース名を指定しなかった場合、NI-DAQmxは名前を作成してこの出力に該当する名前を設定します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力にはエラー情報が含まれます。エラー入力がこのVIまたは関数の実行前にエラーが発生したことを示す場合、エラー出力にも同じエラー情報が含まれます。それ以外の場合、エラー出力は、このVIまたは関数によるエラーのステータスを説明します。

    フロントパネルのエラー出力表示器を右クリックし、ショートカットメニューからエラーの説明を選択すると、エラーの詳細が表示されます。