FPGA VIへのリファレンスを閉じます。オプションでVIの実行をリセットします。デフォルトでは、「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数は、FPGA VIへのリファレンスを閉じてFPGA VIをリセットします。この関数がFPGA VIを閉じるだけでリセットしないよう構成するには、関数を右クリックしてショートカットメニューから「閉じる」を選択します。

「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数は、FPGAのすべてのDMA FIFOも停止します。


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入力/出力

  • cgenclassrn.png FPGA VIリファレンス入力

  • cerrcodeclst.png エラー入力

  • ierrcodeclst.png エラー出力

  • 「FPGA VIリファレンスを閉じる」関数は、FPGA VIの実行先によってショートカットメニューに異なるオプションが表示されます。表示されるオプションは以下の表のとおりです。

    FPGA VIの実行場所 「FPGA VIリファレンスを閉じる」のショートカットオプション
    FPGAターゲット

    Close

    最後のリファレンスである場合、閉じてリセット

    開発用コンピュータ

    Close

    リファレンスのカウントなしで中断して閉じる

    以下の表は、各オプションの詳細な説明です。

    オプション 説明
    Close FPGA VIへのリファレンスを、FPGA VIをリセットまたは中断することなく閉じます。
    最後のリファレンスである場合、閉じてリセット (デフォルト) FPGA VIへのリファレンスを閉じ、そのVIへのリファレンスが他にない場合はVIをリセットします。VIは、リセットすると制御器と表示器がデフォルトの状態になり、グローバル変数と初期化されていないシフトレジスタがデフォルト値に設定され、FIFOがクリアされます。
    メモ シングルLabVIEWタイミングループから間接的な有効信号が削除されているアプリケーションでは、このオプションはサポートされていません。
    リファレンスのカウントなしで中断して閉じる FPGA VIへのリファレンスを閉じてFPGA VIを中断します。メモリに存在しないFPGA VIに限り、中断すると値がリセットされます。フロントパネルが開いているVI、別のVIのサブVIであるVI、別のコンポーネントのリファレンスであるVIはメモリに残ります。中断したVIがメモリに残っている場合は、次回そのVIへのリファレンスを開くと、そのVIはリファレンスを閉じたときと同じ状態になります。