シミュレーションI/Oを使用する開発用コンピュータで、FPGA VIを指定されたクロックティックの数だけ実行します。このノードはすべての入力を書き込み、指定したシミュレーション時間が経過した後に、すべての出力を読み取ります。FPGAデスクトップ実行ノードが再び呼び出されるまでFPGA VIは一時停止状態になります。再び呼び出されると、実行を再開し、指定クロックティック数分実行します。


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ダイアログボックスオプション

オプション 説明
シミュレーション構成 次のオプションがあります。
  • VI―実行するFPGA VIを指定します。
    • Browse VIVIを選択ダイアログボックスを表示します。このボタンをクリックして、参照するVIを選択します。
  • 基準クロックシミュレーション時間のタイミングソースとして使用する利用可能なFPGAクロックを指定します。
  • クロックティック―ノードへの各呼び出しでFPGA VIを実行するクロックティック数を指定します。ゼロ以外の整数を指定する必要があります。
端子構成 次のオプションがあります。
  • 使用可能なリソース―FPGAデスクトップ実行ノードでシミュレーションが可能なI/Oリソースとフロントパネル制御器および表示器を表示します。VI選択ボックスで指定したFPGAターゲットが使用可能なリソースツリーに表示されるリソースを決定します。

    使用可能なリソースリストの右にある追加/削除ボタンをクリックして、リソースを追加または削除します。

  • 選択されたリソース―使用可能なリソースツリーで選択したリソースのリストを表示します。
  • Change Terminal Direction:次のオプションがあります。
    • 入力―ブロックダイアグラム上で選択したリソースに入力端子があることを指定します。
    • 出力―ブロックダイアグラム上で選択したリソースに出力端子があることを指定します。
    • 入力/出力―ブロックダイアグラム上で選択したリソースに入力端子と出力端子の両方があることを指定します。

入力/出力

パラメータ 説明
エラー入力

エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

エラー出力

エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

ターゲットの実行モードをシミュレーション (シミュレーションI/O) に設定する必要があります。このノードをFPGA I/OのカスタムVIと併用することはできません。このノードはコンポーネントレベルIP I/Oと使用できません。このノードをユーザ制御I/Oサンプリング関数と併用することはできません。

連続的にコードのシミュレーションを続ける場合は、LabVIEW FPGAコードをWhileループの内側に配置する必要があります

関連情報

FPGAデスクトップ実行ノードでデバッグする

LabVIEW FPGAコードをテストおよびデバッグする

FPGAデスクトップ実行ノードを使用する

サンプルプログラム

LabVIEW FPGAモジュールに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

  • labview\examples\CompactRIO\FPGA Fundamentals\Simulation\Simulating Analog Signals with the DEN\Simulating Analog Signals with the DEN.lvproj
  • labview\examples\CompactRIO\FPGA Fundamentals\Simulation\Simulating Digital Signals with the DEN\Simulating Digital Signals with the DEN.lvproj
  • labview\examples\R Series\FPGA Fundamentals\Simulation\Simulating Analog Signals with the DEN\Simulating Analog Signals with the DEN.lvproj
  • labview\examples\R Series\FPGA Fundamentals\Simulation\Simulating Digital Signals with the DEN\Simulating Digital Signals with the DEN.lvproj