「ノッチフィルタ」Express VIのフィルタ係数を生成します。

メモ 実行中に入力が大きく変更されると、Notch Filter Express VIが無効な状態になり、不安定になります。徐々に入力を変更するか、入力の変更後にフィルタをリセットしてください。


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ダイアログボックスオプション

オプション 説明
フィルタ仕様 次のオプションがあります。
  • ノッチ周波数 (Hz)―ノッチフィルタが減衰する中心周波数を指定します。
  • 予想サンプリングレート (S/s)―入力信号のサンプリングレートを指定します。このExpress VIは、正規化されたノッチ周波数を計算するために指定したレート、ノッチ周波数/予測サンプリングレートを使用します。
    注意 実際のサンプリングレートは、FPGAアプリケーションの他の場所で指定されます。サンプリングレートが変更された場合、このVIの予測サンプリングレートを変更する必要があります。これを行わないと、このVIが予期せぬ動作をする場合があります。
  • 品質を指定―ノッチフィルタの Q係数 を構成できます。
    • Q係数―ノッチフィルタのQ係数を指定します。

      このオプションは、品質を指定を選択した場合のみ使用できます。

  • 帯域幅を指定―ノッチフィルタの ノッチ幅 (Hz) を構成できます。
    • ノッチ幅 (Hz)―フィルタの3 dB帯域幅を指定します。これは、フィルタが信号エネルギーを2倍以上に減衰する周波数範囲です。

      このオプションは、帯域幅を指定を選択した場合のみ使用できます。

実装 次のオプションがあります。
  • チャンネル数―処理するチャンネル数を指定します。チャンネル数は、対応するフィルタExpress VIの構成ダイアログボックスで指定したチャンネル数と一致する必要があります。
  • FPGAクロックレート (MHz)―コンパイルツールがFPGA VIをコンパイルするクロックレートを指定します。
フィルタ応答 フィルタの実際の振幅応答を表示します。

入力/出力

  • cdbl.png ノッチ周波数 (Hz)

  • cdbl.png Q因数

  • cdbl.png サンプリングレート (サンプル/秒)

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

  • i1di32.png スケール係数

  • ierrcodeclst.png エラー出力