このページを開くには、メモリプロパティダイアログボックスで、 カテゴリ リストから 初期値 を選択します。

このページを使用して、メモリプロパティダイアログボックスで作成したメモリ項目を初期化します。個々のデータ要素の編集、線形セグメントの定義、事前定義関数の使用、作成した初期化VIの呼び出しを実行できます。

このページには以下のコンポーネントがあります。

オプション 説明
初期化方法 メモリ項目の初期化の方法を指定します。メモリ項目に定数、直線、正弦波、または余弦波を格納する場合は、標準関数を選択します。メモリ項目に初期化VIが生成する配列を格納する場合は、初期化VIを選択します。
標準関数―以下のオプションが含まれます。
  • モード―選択したアドレス間隔でLabVIEWが生成する内容を指定します。以下の値から選択できます。
  • 定数で指定した定数が生成されます。
  • 線形開始値勾配で指定した値から計算された線形セグメントを使用して生成されます。
  • 正弦サイクル数で指定したフルスケール正弦波を使用して生成されます。このオプションは、符号付き整数および符号付き固定小数点数でのみ使用できます。
  • 余弦(Cosine)― サイクル数で指定したフルスケール余弦波を使用して生成されます。このオプションは、符号付き整数および符号付き固定小数点数でのみ使用できます。
  • 開始アドレス―生成するメモリ項目の間隔の下限を指定します。
  • 終了アドレス―生成するメモリ項目の間隔の上限を指定します。
  • 値 ( Value)―値を指定します。この値は、 モード LabVIEWメニューから 定数 を選択した場合にメモリ項目に入力される定数です。
  • 開始値モード プルダウンメニューから 線形 を選択した場合に、 LabVIEWがメモリ項目に入力する最初の値を指定します。
  • パラメータモード プルダウンメニューから 線形 を選択した場合に、 LabVIEWがメモリ項目に入力する直線の勾配を指定します。
  • サイクル数 (Number of Cycles)― モード プルダウンメニューから 正弦波 またはLabVIEW を選択した場合にメモリ項目に入力されるサイクル数を指定します。
  • 適用 ( Apply)― グラフプレビュー タブと データ値 タブに初期値を表示します。適用ボタンをクリックしても初期データは保存されません。初期データを保存するには適用ボタンまたはOKボタンをクリックする必要があります。
  • 初期化VI―以下のオプションが含まれます。
  • VIパス―初期化VIへのパスを指定します。
  • 新規―テンプレートVIのインスタンスを作成し 、新規の初期化VIに名前 を付けるダイアログボックスで指定した場所にVIを保存して、VIを開きます。このVIを編集するには、メモリプロパティダイアログボックスを閉じる必要があります。
  • 開く―VI パス フィールドで指定したVIを開きます。このVIを編集するには、メモリプロパティダイアログボックスを閉じる必要があります。
  • 実行―VI パス フィールドで指定したVIを実行します。その後、出力配列がメモリ項目にインポートされ、対応する値がグラフプレビュータブとデータ値タブに表示されます。
グラフプレビュー メモリ項目の現在の内容を波形グラフで表示します。
データ値 メモリ項目の現在の内容を表示します。
デフォルト値にリセット メモリ項目の内容をデフォルト値にリセットします。ブールデータタイプの場合、デフォルトは0 (FALSE) です。整数データタイプのデフォルト値は0です。固定小数点データタイプでは、 最大 値が0以上で 最小 値が0以下の場合、デフォルトは0です。 一般メモリプロパティ ページ。最大が0未満の場合、デフォルトは最大と同じ値になります。最大が0より大きい場合、デフォルトは最小と同じ値になります。