IP統合ノードでは、以下のエラーコードが返される場合があります。LabVIEWでのエラー修正の詳細については、技術サポートデータベースを参照してください。

コード 説明
−61146 IP統合ノードは、クロック有効ポートを持つ必要があります。IP統合ノードは、「IP有効信号」が選択されていませんが、ケースストラクチャ内に配置されています。ケースストラクチャ内にIP統合ノードを配置する場合、そのIP用にクロック有効信号を指定する必要があります。この信号を指定するには、ノードを右クリックして、ショートカットメニューから構成→「クロックと有効信号」を選択し、IP有効信号の一覧から適切なIPポートを選択します。IPがクロック有効信号にマッピングするポートを持たない場合は、IP統合ノードをケースストラクチャの外に配置するか、ポートを新しく追加した後で上記の方法により指定します。
−61098 派生クロックが必要です。派生クロックをIP統合ノードの派生クロック入力に配線する必要があります。
−61087 ファイルが変更されたため、ノードの再構成が必要です。IP統合ノードが構成されてから以下のファイルに変更がありました。<ChangedFiles> シミュレーションモデルが最新の状態であることとインタフェースの変更の有無を確認する必要があります。
−61086 ファイルは存在しません。IP統合ノードで参照されている以下のファイルがディスク上に存在しません。<MissingFiles> IP統合ノードを再構成して、これらのファイルを参照しないようにするか、IP統合ノードが参照している場所にファイルを追加してください。
−61085 現在のターゲットでサポートされていないIP。IP統合ノードは、現在のFPGAターゲットで使用されている「<FpgaDeviceFamily>」のFPGAデバイスシリーズをサポートするように構成されていません。
−61084 相対クロックレートの不一致。構成された相対クロックレート (<ConfiguredRelativeClockRate>) は、実際の相対レート (<ActualRelativeClockRate>) と一致しません。実際の相対レートはシングルサイクルタイミングループで指定されたクロックとIP統合ノードで指定された「シングルサイクルタイミングループクロックの派生倍数クロック」の比です。構成済みの相対クロックレートを更新するか、異なる派生クロックを使用してください。
−61068 関連性のないオーバークロックエラー。オーバークロック入力に配線されているクロックは、IP統合ノードまたはXilinx IP統合ノードが実行されるシングルサイクルタイミングループとの関連性がありません。シングルサイクルタイミングループクロックに関連したクロックを選択してください。