Real-Timeターゲットは、NI Linux Real-Timeオペレーティングシステムを実行します。RTターゲットがサポートする機能は、ターゲットで実行するリアルタイムプラットフォームによって異なります。

ターゲットの構成とプロパティ

NI Measurement & Automation Explorerでは、ネットワークの構成、ソフトウェアのインストール、RT PXIターゲットの複数イーサネットデバイスの構成を行えます。ターゲットにソフトウェアをインストールする方法については、『Measurement & Automation Explorerヘルプ』を参照してください。RTターゲットを右クリックしてショートカットメニューからプロパティを選択し、RTターゲットのプロパティダイアログボックスを開きます。このダイアログボックスで、RTターゲットの名前とIPアドレスの指定、VIとウェブサーバの有効化、およびその他の設定を行うことができます。
メモ RTターゲットプロパティダイアログボックスでRTターゲットの設定を変更した場合は、ターゲットに設定をデプロイする必要があります。

RTターゲット設定をデプロイする

RTターゲットの設定をターゲットのプロパティダイアログボックスで変更した場合、変更内容はプロジェクトでは維持されますがターゲットにはデプロイするまで反映されません。ターゲットをデプロイするには、プロジェクトエクスプローラウィンドウでRTターゲットを右クリックし、ショートカットメニューからデプロイを選択します。

ターゲットを接続または接続解除する

プロジェクト内のRTターゲットとのフロントパネル接続を開くことができます。ターゲットに接続するには、RTターゲットを右クリックして、ショートカットメニューから接続を選択します。接続を解除するには、RTターゲットを右クリックして接続解除を選択します。

RTターゲットのステータスは、以下の表に示すように、プロジェクトエクスプローラウィンドウにアイコンで表示されます。

表 1. RTターゲットステータス
接続されているRTターゲットのアイコン このRTターゲットへのフロントパネル接続が開かれています。
接続されていないRTターゲットのアイコン このRTターゲットへのフロントパネル接続はありません。