Real-Time FIFOが有効なシェア変数を作成する
- 更新日2025-02-20
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作成したシェア変数でReal-Time FIFOを有効にして、同じRTターゲットのVI間で、またネットワーク上の異なるターゲットのVI間でデータを確定的に共有することができます。ただしRT FIFOは、クラスタ、文字列、およびバリアントなどの可変サイズのデータタイプをサポートしていません。
シェア変数を作成し、Real-Time FIFOを有効にするには、以下の手順に従ってください。
- シェア変数を作成するRTターゲットを右クリックしてショートカットメニューから新規→変数を選択し、シェア変数プロパティダイアログボックスを開きます。
- 変数の名前を名前テキストボックスに入力します。
- 変数のデータタイプをデータタイププルダウンメニューから選択します。
- 変数タイププルダウンメニューから単一プロセスまたはネットワークで共有を選択します。
- カテゴリリストのReal-Time FIFOをクリックして、Real-Time FIFOページを開きます。
- RT FIFOを有効チェックボックスをオンにします。
- 単一要素のFIFOバッファを作成するには単一要素、マルチ要素のFIFOバッファを作成するにはマルチ要素を選択します。
- 単一要素を選択した場合、配列要素のサイズ (配列データタイプのFIFO要素の場合) または波形サイズ (波形データタイプのFIFO要素の場合) を設定します。マルチ要素を選択した場合、FIFOバッファのサイズと要素をネットワークページのバッファを使用セクションの設定と一致するように設定するか、カスタム設定を行います。
- OKボタンをクリックします。