RTターゲットで実行されているVIからサブVIを呼び出すと、アプリケーション全体にわずかなオーバーヘッドが追加されます。このオーバーヘッドは微小ですが、ループ内で何度もサブVIを呼び出すことで総合的に大きなオーバーヘッドとなる可能性があります。このようなオーバーヘッドは、サブVIにループを埋め込むことで低減できます。

また、サブVIのVI優先度をサブルーチンに変更する方法もあります。サブルーチンの呼び出しのオーバーヘッドは、LabVIEW実行システムによって最小化されます。サブルーチンとは、頻繁に実行される短いタスクで、通常はユーザによる操作を必要としません。サブルーチンでは、フロントパネルデータを表示できません。またサブルーチンは他のVIとマルチタスクで実行できません。