高スループットSine & Cosine

特定の値(x)の正弦と余弦の両方を計算します。xをラジアンよりもFPGAリソースの消費が少ないπラジアン単位で指定する必要があります。ラジアン値をπラジアンに変換するには、値をπで乗算します。

入力/出力

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x

この演算の入力です。

この入力をラジアンよりもFPGAリソースの消費が少ないπラジアン単位で指定する必要があります。ラジアンをπラジアンに変換するには、ラジアン値をπで乗算します。

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入力有効

次の処理データ要素を受信したかどうかを示すブール値です。先行ノードからこのノードにデータを渡すには、先行ノードの出力有効出力をこの入力に配線します。

True 次の処理データ要素を受信しました。
False 次の処理データ要素を受信していません。
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出力準備完了

後続ノードがこのノードから返される新規値を受信できる状態かどうかを指定するブール値です。

フィードバックノードを使用し、この入力を後続ノードの入力準備完了入力に配線します。あるサイクルでこの入力がFalseの場合、出力有効は同サイクルでFalseを返します。

True 後続ノードは次のデータ要素への準備が完了しています。
False 後続ノードは次のデータ要素への準備が完了していません。

Default value: False

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sin(x)

FPGAリソースの消費が少ないπラジアン単位の演算の結果です。

この出力は、xと同じ数値表現を前提としています。xx = a + biの形式の場合、つまりxが複素数の場合、以下の公式はsinを定義します。
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cos(x)

FPGAリソースの消費が少ないπラジアン単位の演算の結果です。

この出力は、xと同じ数値表現を前提としています。xx = a + biの形式の場合、つまりxが複素数の場合、以下の公式はcosを定義します。
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出力有効

このノードが後続ノードで使用できる結果を計算するかどうかを示すブール値です。

ノードのデータを後続ノードに送信するには、この出力を後続の入力有効入力に配線します。

True 後続ノードは、このノードが計算する結果を使用できます。
False このノードは、後続ノードが使用できない未定義の値を返します。
メモ このノードは、シミュレーションモードで実行した場合、ハードウェア上で実行した場合と比較して、未定義の異なる値を返す可能性があります。
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入力準備完了

このノードが新しい入力データを受信できる状態かを示すブール値です。

フィードバックノードを使用して、この出力を先行ノードの出力準備可能出力に配線します。

True このノードが新しい入力データを受信できる状態です。
False このノードが新しい入力データを受信できる状態ではありません。
メモ あるサイクルでこの端子がFalseを返した場合、このノードは、次のサイクル中に別のノードから送信されるすべてのデータを破棄します。次のサイクルで入力有効端子がTrueであっても、このノードはデータを破棄します。

CORDICの詳細を構成

計算で使用するCORDICアルゴリズムのさまざまなプロパティを構成できるようにするダイアログボックスを起動します。

入力後にレジスタを追加

この関数の入力の後に内部レジスタを追加します。このオプションを選択すると、関数のレイテンシが1サイクル分増加します。

出力前にレジスタを追加

この関数の出力の前に内部レジスタを追加します。このオプションを選択すると、関数のレイテンシが1サイクル分増加します。

開始間隔

関数への新規データ入力間の最小サイクル数を指定します。