高スループット極座標から直交座標へ変換
- 更新日2023-02-17
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高スループット極座標から直交座標へ変換
極座標を直交座標に変換します。極座標の位相をラジアンよりもFPGAリソースの消費が少ないπラジアン単位で指定する必要があります。ラジアン値をπラジアンに変換するには、値をπで乗算します。
入力/出力

振幅
振幅です。
この入力は、固定小数点データタイプだけをサポートします。

位相
ラジアンよりもFPGAリソースの消費が少ないπラジアン単位で表される位相です。
この入力は、固定小数点データタイプだけをサポートします。
入力強制
CORDICアルゴリズムは、位相を内部的に1ビット整数ワード長の符号付き固定小数点数として表します。位相のワード長は64ビット以下でなければなりません。63ビットを超える小数部分ワード長の位相に値を配線すると、このノードは結果の小数部分ワード長が63ビットとなるよう下位ビットを切り捨てます。たとえば、I60<-5, 55>という構成の固定小数点データタイプを位相に配線すると、このノードは構成をU58<-5, 53>に強制します。
小数部分ワード長が63ビットより大きく整数ワード長が-62ビット未満の固定小数点データタイプを位相に配線すると、このノードは、データタイプが符号付きの場合、構成をI1<-62, 63>となるよう強制します。データタイプが符号なしの場合、強制後の構成はU1<-62, 63>となります。

入力有効
次のデータポイントが有効で、処理できるかどうかを指定するブール値です。
先行ノードからこのノードにデータを渡すには、先行ノードの出力有効をこの入力に配線します。
| True | データポイントは有効で処理できます。 |
| False | データポイントは無効です。 |

出力準備完了
後続ノードがこのノードから返される新規値を受信できる状態かどうかを指定するブール値です。
フィードバックノードを使用し、この入力を後続ノードの入力準備完了入力に配線します。あるサイクルでこの入力がFalseの場合、出力有効は同サイクルでFalseを返します。
| True | 後続ノードは次のデータ要素への準備が完了しています。 |
| False | 後続ノードは次のデータ要素への準備が完了していません。 |
Default value: False

x
直交座標系のXの値です。

y
直交座標系のYの値です。

出力有効
このノードが後続ノードで使用できる結果を計算するかどうかを示すブール値です。
ノードのデータを後続ノードに送信するには、この出力を後続の入力有効入力に配線します。
| True | 後続ノードは、このノードが計算する結果を使用できます。 |
| False | このノードは、後続ノードが使用できない未定義の値を返します。 メモ このノードは、シミュレーションモードで実行した場合、ハードウェア上で実行した場合と比較して、未定義の異なる値を返す可能性があります。 |

入力準備完了
このノードが新しい入力データを受信できる状態かを示すブール値です。
フィードバックノードを使用して、この出力を先行ノードの出力準備可能出力に配線します。
| True | このノードが新しい入力データを受信できる状態です。 |
| False | このノードが新しい入力データを受信できる状態ではありません。 |