高スループット指数

eの指定した乗数の値を計算します。

入力/出力

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x

この関数の入力です。xは[-1, 1)の範囲内でなければなりません。

この入力は、固定小数点データタイプのスカラ値のみをサポートします。

xが有効範囲外の場合にexp(x)を計算する

以下の手順に従って、xが[-1, 1)の範囲外の場合にexp(x)を計算します。

  1. x = q * ln(2) + rとなるような整数qと実数r (rは[0, ln(2))の範囲内) を求めます。
  2. これで、exp(x)と同等の2q * exp(r)を計算できます。rは有効範囲[-1, 1)内にあるため、このノードでexp(r)を計算できます。

入力強制

CORDICアルゴリズムは、xを内部的に1ビット整数ワード長の固定小数点数として表します。xのワード長は64ビット以下でなければなりません。したがって、小数部分ワード長は63ビット以下でなければなりません。63ビットを超える小数部分ワード長のxに値を配線すると、このノードは結果の小数部分ワード長が63ビットとなるよう下位ビットを切り捨てます。たとえば、I60<-5, 55>という構成の固定小数点データタイプをxに配線すると、このノードは構成をI58<-5,53>に強制します。

小数部分ワード長が63ビットより大きく整数ワード長が-62ビット未満の固定小数点データタイプをxに配線すると、このノードは、データタイプが符号付きの場合、構成をI1<-62, 63>となるよう強制します。データタイプが符号なしの場合、強制後の構成はU1<-62, 63>となります。

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入力有効

次の処理データ要素を受信したかどうかを示すブール値です。先行ノードからこのノードにデータを渡すには、先行ノードの出力有効出力をこの入力に配線します。

True 次の処理データ要素を受信しました。
False 次の処理データ要素を受信していません。
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出力準備完了

後続ノードがこのノードから返される新しい値を受信できる状態かどうかを定義するブール値です。後続ノードの入力準備完了出力を現在のノードのこの入力に配線するには、フィードバックノードを使用します。

True 後続ノードがこのノードから返される新しい値を受信できる状態です。
False 後続ノードがこのノードから返される新しい値を受信できる状態ではありません。
メモ サイクルでこの入力がFalseの場合、同サイクルで出力有効出力もFalseを返します。

Default value: True

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exp(x)

ex乗です。

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出力有効

このノードが後続ノードで使用できる結果を計算するかどうかを示すブール値です。

ノードのデータを後続ノードに送信するには、この出力を後続の入力有効入力に配線します。

True 後続ノードは、このノードが計算する結果を使用できます。
False このノードは、後続ノードが使用できない未定義の値を返します。
メモ このノードは、シミュレーションモードで実行した場合、ハードウェア上で実行した場合と比較して、未定義の異なる値を返す可能性があります。
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入力準備完了

このノードが新しい入力データを受信できる状態かを示すブール値です。

フィードバックノードを使用して、この出力を先行ノードの出力準備可能出力に配線します。

True このノードが新しい入力データを受信できる状態です。
False このノードが新しい入力データを受信できる状態ではありません。
メモ あるサイクルでこの端子がFalseを返した場合、このノードは、次のサイクル中に別のノードから送信されるすべてのデータを破棄します。次のサイクルで入力有効端子がTrueであっても、このノードはデータを破棄します。