ツリー

文字列データを複数列の項目の階層リストとしてグループ化します。

ツリー制御器はクラスタの1D配列です。ツリーの各行は1つのクラスタです。行の最初の要素はツリー内での項目の階層位置を表し、その後の要素は、ツリーの各行に表示するデータを表します。

ツリープロパティを使用して列ヘッダを読み取るか、ツリー制御器の選択された項目を読み書きします。

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ツリー内の項目を選択する方法

ユーザがツリー内の1つまたは複数の項目を選択できるようにするには、項目タブで選択を許可チェックボックスをオンにします。選択プロパティを使用して、選択された項目に関する情報を返します。

ツリーの階層を定義する方法

ツリーの項目を入力するには、以下の図のようにクラスタの配列を使用します。


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各クラスタの最初の要素は、項目の階層位置です。階層位置は、円マークで区切られた文字列であり、区切られた文字列の各部分はツリー内の階層のレベルを示します。階層位置を定義するには、次の一般的な構文を使用します。

構文 定義
<空の文字列>または\ 空の文字列または円マークはツリーのルートを表します。
\parent\childまたはparent\child 先頭の円マークは、先頭の円マークがないツリー内の場所と同じです。
parent\child\またはparent\child 最後の円マークは、最後の円マークがないツリー内の場所と同じです。
エスケープシーケンスまたはダブルの円マーク 空白文字を表す「\s」など、文字表現のエスケープシーケンスは使用できません。