ローカリゼーション用に文字列をエクスポートする

アプリケーションを別の言語にローカライズするには、文字列を文字列ディクショナリファイルにエクスポートし、そのファイルを翻訳し、変更を保存します。

文字列ディクショナリファイルには、次の文字列をローカライズするための情報が含まれています。
  • アプリケーションのタイトルと説明
  • ウィンドウのタイトルと説明
  • オブジェクトのラベルと説明
  • プライベートデータ (リストボックス項目名、 グラフプロット名、グラフカーソル名、グラフ注釈名)
  • フリーラベル (パネルと図)
    メモ ダイアグラムの定数、配列、またはクラスタの文字列データをローカライズするための情報は、文字列ディクショナリファイルに含まれていません。
オブジェクトのラベルや説明など、アプリケーション内のほとんどのオブジェクトをローカライズするには、次の手順を実行します。ダイアログボックスや表示器の文字列など、実行時に表示される文字列をローカライズする必要がある場合は、ローカリゼーション用にカスタム文字列ディクショナリを作成するを参照してください。
メモ エディタまたはランタイムエンジンがサポートしていない言語にアプリケーションをローカライズした場合、エラーメッセージなど、実行時に表示される情報の一部はデフォルト言語のまま表示されます。
  1. ローカライズするアプリケーションを開きます。
  2. アプリケーションを保存します。
  3. ドキュメントタブで、ローカリゼーションセクションにある文字列をエクスポートをクリックします。
  4. ファイルダイアログボックスに表示されたパスを使用して文字列ディクショナリファイルにナビゲートし、OKをクリックしてダイアログボックスを閉じます。
  5. 文字列ディクショナリファイルのコピーを作成し、文字列ディクショナリファイルの言語を示す新規フォルダに保存します。新規フォルダは、プロジェクトフォルダ内の元のディクショナリファイルフォルダと同じ場所に、標準のMicrosoftロケール名 (en-USまたはzh-CNなど) を使用した名前で保存する必要があります。

    このガイドラインに沿わないと、アプリケーションがローカライズされた文字列ディクショナリファイルを検出できない場合があります。

  6. 新規文字列ディクショナリファイルを翻訳し、変更を保存します。
  7. プロジェクトを保存して閉じます。
  8. プロジェクトを再度ロードし、アプリケーションを開きます。
  9. パネルのドキュメントタブで、プレビュードロップダウンメニューから言語を選択します。

    ローカライズされた文字列がアプリケーションに表示されます。

    メモ 文字列ディクショナリをエクスポートして翻訳した後でアプリケーションを変更すると、文字列ディクショナリのキーが正しくなかったり、欠損したりして、ローカライズされた内容がアプリケーションで正しく表示されなくなる可能性があります。文字列を再度エクスポートする必要があり、かつ既存のディクショナリも維持したい場合は、既存のディクショナリのコピーを別の場所に必ず保存します。「文字列をエクスポート」は、エディタのデフォルト言語のフォルダ内のすべての既存のディクショナリを上書きします。

アプリケーションを複数の言語にローカライズする場合は、ディクショナリファイルのコピーを複数作成し、この手順を繰り返すことにより必要なすべての言語のディクショナリを作成します。