アプリケーションをコンポーネント化する
- 更新日2023-02-17
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アプリケーションをコンポーネント化する
アプリケーションをコンポーネント化すると、コードを論理的なグループに整理し、重複コードを開発する時間を節約し、ソフトウェアの安定性を高めることができます。アプリケーションおよびライブラリドキュメントを使用して、疎結合なコードをモジュール式で一貫性のあるプロジェクトにまとめることにより、コンポーネントベースのアプリケーションを作成します。
次の図は、疎結合なコードによるプロジェクトをコンポーネントベースのプロジェクトに変換する方法を示しています。
アプリケーションを作成する際、すべての依存項目ライブラリは、トップレベルアプリケーションと共にGロード可能ライブラリ (.gll) にビルドされます。次の図は、ビルド結果の例を示しています。

アプリケーションのコンポーネント化のベストプラクティス
アプリケーションをコンポーネント化する場合は、以下のガイドラインに留意します。
- アプリケーションコンポーネントは、小さく独立したものにします。
- 再利用する可能性のあるコードは、別のライブラリドキュメントに格納します。
- ネームスペースを作成してファイルを論理的なグループに整理します。たとえば、すべてのクラスを同じネームスペースのライブラリドキュメントにグループ化します。
- ビルドの失敗などの問題を避けるため、ライブラリ間に循環的な依存関係を持たせないようにします。
- アプリケーションの構成を頻繁に解析し、コードを可能な限りリファクタリングします。コードのリファクタリングについては、コードの依存性ガイドラインを参照してください。
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