.tdmsファイルの未スケールデータのスケール情報を作成します。このVIは、スケール情報を.tdmsファイルに書き込みます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

上級TDMS関数を使用してこのVIを呼び出すには、このVIを呼び出した後で「TDMSチャンネル情報を設定」関数を呼び出します。

TDMSファイルビューア」VIを使用して、.tdmsファイルからスケール情報を取得します。

メモ このVIは、文字列または複素浮動小数点数をスケールしません。


icon

入力/出力

  • ccclst.png 表スケール

    表スケールは、表スケールの情報を指定します。表スケールは、プリスケールの値の配列を対応するスケール後の値の配列に割り当てます。

  • c1ddbl.png スケール後の値

    スケール後の値は、プリスケール値の値にマップされるスケール後の値を指定します。

  • c1ddbl.png プリスケール値

    プリスケール値は、スケール後の値の値にマップされるプリスケール値を指定します。

  • ci32.png 入力ソース

    入力ソースは、子スケールのIDを指定します。現在のスケールに子スケールがある場合、子スケールのスケールIDをこの入力に配線します。デフォルトは – で、子スケールが含まれない現在のスケールを指定します。

  • cgnrn.png TDMSファイル

    TDMSファイルは、操作を実行する.tdmsファイルのリファレンス番号を指定します。「TDMSを開く」関数を使用してrefnumを開きます。グループ名およびチャンネル名はこの入力より優先度が高くなります。グループ名またはチャンネル名のいずれかに値を指定すると、このVIはグループまたはチャンネルにそれぞれのスケール情報を適用します。これらに値を指定しない場合、このVIはスケール情報を.tdmsデータに適用します。

  • cstr.png グループ名

    グループ名は、.tdmsデータのグループ名を指定します。この入力は、tdmsファイルよりも優先度が高く、チャンネル名より優先度が低くなります。

  • cstr.png チャンネル名

    チャンネル名は、.tdmsデータのチャンネル名を指定します。この入力は、グループ名およびtdmsファイルよりも優先度が高くなります。チャンネル名の値を指定しない場合、このVIはスケール情報をグループに適用します。グループ名の値を指定しない場合、このVIはスケール情報を.tdmsデータに適用します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ignrn.png TDMSファイル出力

    TDMSファイル出力は、操作を実行した.tdmsファイルのTDMSファイルリファレンスを返します。

  • istr.png グループ名出力

    グループ名出力は操作を実行するチャンネルグループ名を返します。

  • istr.png チャンネル名出力

    チャンネル名出力は操作を実行するチャンネル名を返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • ii32.png スケールID

    スケールIDは、結果のスケールのIDを返します。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\TDMS\Scale TDMS Data.vi