.tdmsファイルの未スケールデータのスケール情報を作成します。このVIは、スケール情報を.tdmsファイルに書き込みます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。

上級TDMS関数を使用してこのVIを呼び出すには、このVIを呼び出した後で「TDMSチャンネル情報を設定」関数を呼び出します。

TDMSファイルビューア」VIを使用して、.tdmsファイルからスケール情報を取得します。

メモ このVIは、文字列または複素浮動小数点数をスケールしません。


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入力/出力

  • cnclst.png RTDスケール

    RTDスケールは、.tdmsデータ (摂氏) をスケールする測温抵抗体 (RTD) スケール情報を指定します。

  • cdbl.png 電流励起

    電流励起はセンサが必要な励起数をアンペアで指定します。センサのドキュメントを参照してこの値を決定してください。

  • cdbl.png r0公称抵抗値

    r0公称抵抗値は、摂氏0度でのセンサの抵抗値 (Ω) を指定します。Callendar-Van Dusen近似式でこの値が必要です。センサのドキュメントを参照してこの値を決定してください。

  • cdbl.png a

    aは、Callendar-Van Dusen公式のa係数を指定します。センサのドキュメントを参照してこの値を決定してください。

  • cdbl.png b

    bは、Callendar-Van Dusen公式のb係数を指定します。センサのドキュメントを参照してこの値を決定してください。

  • cdbl.png c

    cは、Callendar-Van Dusen公式のc係数を指定します。センサのドキュメントを参照してこの値を決定してください。

  • cdbl.png リード線抵抗値

    リード線抵抗値は、リード線の抵抗量 (Ω) を指定します。理想的には、この値はすべてのリードで同じ必要があります。

  • ci32.png 抵抗構成

    抵抗構成は、抵抗の測定に使用するワイヤ数を指定します。

    22線式 (デフォルト)―2線式モードを指定します。
    33線式―3線式モードを指定します。
    44線式―4線式モードを指定します。
  • ci32.png 入力ソース

    入力ソースは、子スケールのIDを指定します。現在のスケールに子スケールがある場合、子スケールのスケールIDをこの入力に配線します。デフォルトは – で、子スケールが含まれない現在のスケールを指定します。

  • cgnrn.png TDMSファイル

    TDMSファイルは、操作を実行する.tdmsファイルのリファレンス番号を指定します。「TDMSを開く」関数を使用してrefnumを開きます。グループ名およびチャンネル名はこの入力より優先度が高くなります。グループ名またはチャンネル名のいずれかに値を指定すると、このVIはグループまたはチャンネルにそれぞれのスケール情報を適用します。これらに値を指定しない場合、このVIはスケール情報を.tdmsデータに適用します。

  • cstr.png グループ名

    グループ名は、.tdmsデータのグループ名を指定します。この入力は、tdmsファイルよりも優先度が高く、チャンネル名より優先度が低くなります。

  • cstr.png チャンネル名

    チャンネル名は、.tdmsデータのチャンネル名を指定します。この入力は、グループ名およびtdmsファイルよりも優先度が高くなります。チャンネル名の値を指定しない場合、このVIはスケール情報をグループに適用します。グループ名の値を指定しない場合、このVIはスケール情報を.tdmsデータに適用します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • ignrn.png TDMSファイル出力

    TDMSファイル出力は、操作を実行した.tdmsファイルのTDMSファイルリファレンスを返します。

  • istr.png グループ名出力

    グループ名出力は操作を実行するチャンネルグループ名を返します。

  • istr.png チャンネル名出力

    チャンネル名出力は操作を実行するチャンネル名を返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • ii32.png スケールID

    スケールIDは、結果のスケールのIDを返します。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\TDMS\Scale TDMS Data.vi