実行タイミングをNIスキャンエンジンスキャン周期に同期します。このVIは、各スキャンが完了するまで待機し、スキャンエンジンによってすべての値がアップデートされた時点で後続のコードの実行をトリガします。

スキャンエンジンページを使用してスキャン周期を構成します。また、「スキャンエンジン周期を設定」VIを使用してスキャン周期をプログラム的に読み取ることもできます。


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入力/出力

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • iu32.png 最終呼び出し後のスキャン数

    最終呼び出し後のスキャン数は、最後にこのVIが呼び出されて以来、スキャンエンジンが実行したスキャンの回数を返します。この情報から、欠落したスキャン反復がないか確認して、同期されたコードの実行が必ず時間どおりに完了しているかどうかを調べることができます。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • このVIは、タイミングストラクチャの外で実行されているコードに対して使用します。ケースを使用する多くのNIスキャンエンジンでは、スキャンエンジンに同期タイミングソースが設定されたタイミングストラクチャを使用することをお勧めします。

    このVIは、NIスキャンエンジンがインストールされたターゲットでのみ実行できます。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Scan Engine\Scan Engine.lvproj