信号入力を取り込み、基本周波数トーンや高調波を測定したり、基本周波数、すべての高調波振幅レベル、全高調波歪み (THD) を返すなど、完全な調波解析を実行します。信号入力入力にデータを配線して自動的に多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

メモ

複数チャンネル集録によって複数チャンネル波形配列入力が得られます。複数チャンネル集録では、波形配列の各要素が別個のデータチャンネルになっています。


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入力/出力

  • cbool.png ナイキストで検索を停止

    ナイキストで検索を停止はTRUE (デフォルト) に設定して、高調波検索でナイキスト周波数よりも小さい周波数 (またはサンプリングレートの半分よりも小さい周波数) のみ含むようにする必要があります。

    FALSEに設定すると、このVIは、これらの高い周波数成分が以下の式に従って エイリアシング されたと仮定 することにより、ナイキストを超える周波数領域を検索し続ける。

  • c1dmsdt.png 信号入力

    信号入力は、入力時間領域信号の配列です。

  • cenum.png エクスポートモード

    エクスポートモードで、エクスポートされた信号にエクスポートする信号とスペクトルのソースを選択します。

    0none―最速演算
    1input signal―入力信号のみ
    2fundamental signal―単一正弦波音
    3residual signal―信号 ― トーン
    4harmonics only―検出された高調波
    5noise and spurs―信号 ― トーンおよび高調波
  • ci32.png 最大高調波

    最大高調波は、基本トーンなど、調和解析に使用される最大高調波を制御します。たとえば、第3調和解析では、基本波、第2高調波、および第3高調波を測定するためにこの制御器を3に設定する必要があります。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cnclst.png 上級検索
  • cdbl.png 近似周波数 (オプション)

    近似周波数は、基本トーンの周波数に対する周波数領域検索に使用される中心周波数です。デフォルト (–1.0) に設定された場合、最高振幅を含むトーンが基本トーンとして使用されます。

  • cdbl.png 検索 (周波数サンプルの+/-%)

    検索は、基本周波数トーンの周波数領域検索に対してサンプリングレートをパーセントで表した周波数幅です。

  • i1dcclst.png エクスポートされた信号

    エクスポート信号は、エクスポートされた信号の配列です。

  • imsdt.png エクスポートされた時間信号

    エクスポートされた時間信号は、エクスポートモードで選択されたエクスポートされた時間信号を含む波形です。

  • icclst.png エクスポートされたスペクトル (dB)

    エクスポートされたスペクトル (dB) は、エクスポートモードで選択されたエクスポートされた時間信号のスペクトルです。

  • idbl.png f0

    f0は、スペクトルの開始周波数をHz単位で返します。

  • idbl.png df

    dfは、スペクトルの周波数分解能をHz単位で返します。

  • i1ddbl.png dBスペクトル (Hann)

    dBスペクトル (Hann) は、ボルト (V) 単位の入力信号に対する、1.0 Vrms^2を基準としてdB単位で表された (ハニング) 窓処理済入力信号の振幅スペクトルです。

  • i1ddbl.png 検出基本周波数

    検出された基本周波数は、各波形に対して周波数領域の検索によって検出された基本周波数を含む配列です。

  • i1ddbl.png THD

    THDは、各波形の測定された全高調波歪みを含む配列を返します。

  • i1dcclst.png コンポーネントレベル

    コンポーネントレベルは、各波形の測定された高調波の振幅の配列を含むクラスタです。

  • i1ddbl.png コンポーネントレベル

    コンポーネントレベルには、信号入力がボルト単位の場合、測定された高調波の振幅の配列がボルト単位で含まれます。配列指標は、0 (DC)、1 (基本波)、2 (第2高調波)、...n (n番目の高調波) から最大高調波まで含む高調波の次数です。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • i1dcclst.png 測定情報

    測定情報は、測定に関する情報 (主に入力信号の不適合性に対する警告) を返す配列です。

  • idbl.png 不確定性

    不確定性は、将来の使用に備えて予約されています。

  • ibool.png 警告

    警告は、処理中に警告が発生するとTRUEになります。

  • istr.png コメント

    コメントには、警告がTRUEの場合、警告メッセージが含まれます。

  • このVIは単一のチャンネルまたは複数のチャンネルを、通常、ForループまたはWhileループ内から連続的に処理するよう設計されています。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Signal Processing\Waveform Measurements\Multitone with Amplitudes and Phases.vi