パルス計測 Nチャンネル
- 更新日2025-07-30
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周期波形または周期波形配列を受け取って、周期、パルス持続時間 (パルス幅)、デューティサイクル (デューティファクタ)、および選択したパルスと周期のパルス中央を返します。信号入力入力にデータを配線して自動的に多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

入力/出力
エクスポートモード
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エクスポートモードは、このVIが周期またはデューティーサイクル出力を返すかどうかを指定します。
パルス番号(1)
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パルス番号は、LabVIEWが高または低の極性のパルスを測定するかを指定します。 極性 (負) のパルス番号nでは、VIはパルスの持続時間とn番目のローパルスの中心を測定します。VIは、(2n – 1)番目の中間基準レベルの交点から始まる周期と周期のデューティーサイクルを測定します。
信号入力
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信号入力は、測定する波形の配列です。波形には、最低パルス番号で指定された数のサイクルが含まれる必要があります。ここで、サイクルは同方向に交差する2つの連続する中間基準レベル間の間隔です。
極性 (高)
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極性は、パルスの極性、高 (デフォルト) または低、を定義します。高パルスは、立ち上がり中間基準レベルの交差と次の立ち下がり中間基準レベルの交差間のインターバルから成ります。
基準レベル
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基準レベルは、波形の高、中、低基準レベルを指定します。 LabVIEWは基準レベルを使用して、1つの完全な周期の測定インターバルを定義します。中間基準レベルと高基準レベルの距離は、低基準レベルと中間基準レベル間の距離と等しくなければなりません。2つの距離が等しくない場合、LabVIEWは高基準レベルまたは低基準レベルを2つの距離のうち小さいレベルに一致するように調整します。たとえば、90%の高基準レベル、50%の中間基準レベル、20%の低基準レベルを指定する場合、LabVIEWは高基準レベルに対して90%でなく80%を使用します。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
%レベル設定
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%レベル設定は、LabVIEWが波形のHIGH状態レベルおよびLOW状態レベルを決定するのに使用するメソッドを指定します。 パーセントの基準単位を選択する場合、%レベル設定により基準レベルが決定します。そうでない場合、LabVIEWはこの入力を無視します。
周期
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周期は入力信号の各波形の周期を含む配列です。周期は、同方向に交差する隣接する中間基準レベルの2点間の時間を返します。 この値の逆数は信号周波数です。測定インターバルには、パルス番号に指定するパルスが含まれます。
パルス持続時間
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パルス持続時間は、入力信号で各波形のパルス持続時間を含む配列です。パルス持続時間は、指定されたパルス番号の最初の2つの中間基準レベルの交差間での秒単位の時間の差異です。また、パルス持続時間はパルス幅とも呼ばれます。
デューティサイクル
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デューティーサイクルは、入力信号で各波形のデューティーサイクルを含む配列です。 また、デューティーサイクルはデューティファクタとしても知られています。LabVIEWは デューティサイクルの計算に以下の式を使用します:
エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。
測定情報
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測定情報は、選択されたパルスのパルス中央時間と、LabVIEWが各入力波形の測定サイクルを定義するのに使用する絶対基準レベルを返すクラスタ配列です。
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サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Signal Processing\Waveform Measurements\Pulse and Transition Measurements.vi
- labview\examples\Signal Processing\Waveform Measurements\N channel Pulse and Transition Measurements.vi
エクスポートモード
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パルス番号(1)
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信号入力
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基準レベル
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高基準レベル
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エラー入力 (エラーなし)
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メソッド
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周期
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エラー出力
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測定情報
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パルスの中心
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基準レベル
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基準単位
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