周期波形または周期波形配列を受け取って、周期パルス持続時間 (パルス幅)、デューティサイクル (デューティファクタ)、および選択したパルスと周期のパルス中央を返します。信号入力入力にデータを配線して自動的に多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

メモ このVIの用語および測定値の定義は、IEEE規格181-2003、遷移、パルス、関連する波形のIEEE規格に準拠します。


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入力/出力

  • cu16.png エクスポートモード

    エクスポートモードは、このVIが周期またはデューティーサイクル出力を返すかどうかを指定します。

    0すべて (デフォルト)―周期パルス持続時間デューティーサイクル、および測定情報を返します。
    1周期とデューティーサイクルなしパルス持続時間測定情報は返しますが、周期またはデューティーサイクルは返しません。
  • ci32.png パルス番号(1)

    パルス番号は、LabVIEWが高または低の極性のパルスを測定するかを指定します。

    極性 (負) のパルス番号nでは、VIはパルスの持続時間とn番目のローパルスの中心を測定します。VIは、(2n – 1)番目の中間基準レベルの交点から始まる周期と周期のデューティーサイクルを測定します。

  • cmsdt.png 信号入力

    信号入力は、測定する波形です。波形には、最低パルス番号で指定された数のサイクルが含まれる必要があります。ここで、サイクルは同方向に交差する2つの連続する中間基準レベル間の間隔です。

  • cu16.png 極性 (高)

    極性は、パルスの極性、高 (デフォルト) または低、を定義します。高パルスは、立ち上がり中間基準レベルの交差と次の立ち下がり中間基準レベルの交差間のインターバルから成ります。

  • cnclst.png 基準レベル

    基準レベルは、波形の高、中、低基準レベルを指定します。

    LabVIEWは基準レベルを使用して、1つの完全な周期の測定インターバルを定義します。中間基準レベル高基準レベルの距離は、低基準レベル中間基準レベル間の距離と等しくなければなりません。2つの距離が等しくない場合、LabVIEWは高基準レベルまたは低基準レベルを2つの距離のうち小さいレベルに一致するように調整します。たとえば、90%の高基準レベル、50%の中間基準レベル、20%の低基準レベルを指定する場合、LabVIEWは高基準レベルに対して90%でなく80%を使用します。

  • cdbl.png 高基準レベル

    高基準レベルは、パーセンテージ (デフォルト) または絶対単位で波形の高基準レベルを指定します。

    信号が立ち上り方向に中間基準レベルを交差した後、次の立ち下り中間基準レベルの交差がカウントされる前に高基準レベルを交差する必要があります。

  • cdbl.png 中間基準レベル

    中間基準レベルは、パーセンテージ (デフォルト) または絶対単位で波形の中間基準レベルを指定します。

    継続的な立ち上がり中間基準レベル交差間のインターバルは、波形の1サイクルまたは周期を定義します。少なくとも1回高基準 (または低基準) レベルで交差しているものは、各中間基準レベルの交差と分離する必要があります。

  • cdbl.png 低基準レベル

    低基準レベルは、パーセンテージ (デフォルト) または絶対単位で波形の低基準レベルを指定します。

    信号が立ち下り方向に中間基準レベルを交差した後、次の立ち上がり中間基準レベルの交差がカウントされる前に低基準レベルを交差する必要があります。

  • cu16.png 基準単位

    基準単位は、高基準レベル中間基準レベル、および、低基準レベルでの入力をすべての波形のパーセンテージ (デフォルト) または絶対レベルのどちらで表すかを指定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cnclst.png %レベル設定

    %レベル設定は、LabVIEWが波形のHIGH状態レベルおよびLOW状態レベルを決定するのに使用するメソッドを指定します。

    パーセントの基準単位を選択する場合、%レベル設定により基準レベルが決定します。そうでない場合、LabVIEWはこの入力を無視します。

  • cenum.png メソッド

    メソッドは、LabVIEWが波形のHIGH状態レベルとLOW状態レベルをどのように計算するかを指定します。

    0Histogram―波形の上部領域と下部領域で、最大ヒット数を持つヒストグラムビンのレベルを返します。波形の上部および下部の領域にはそれぞれ波形のピークピーク範囲の上部および下部40%が含まれます。
    1Peak―波形全体から最高レベルと最低レベルを検索します。
    2Auto select (default)-高い状態レベルと低い状態レベルに対応するヒストグラムのビンが、それぞれ全ヒットの5%以上あるかどうかを決定する。超えている場合、LabVIEWはそれらの結果を返します。それ以外の場合、peakメソッドが使用されます。これにより、矩形波 (オーバーシュートおよびアンダーシュートを無視) または三角波 (ヒストグラムが失敗する個所) に対する適切な回答が確実となります。
  • ci32.png ヒストグラムサイズ

    ヒストグラムサイズは、LabVIEWが波形のHIGHおよびLOW状態レベルを決定するヒストグラムのビン数を指定します。

  • cenum.png ヒストグラム法

    ヒストグラム法は、LabVIEWがどのように波形のHIGH状態レベルとLOW状態レベルを計算するかを指定します。現在、ヒストグラム法で使用できるのは、modeのみです。

    0
    mode
  • cdbl.png 予約

    予約済みは、将来用に予約されています。

  • idbl.png 周期

    周期は、同じ方向の隣接した中間基準レベルクロス間の時間 (秒) を返します。

    この値の逆数は信号周波数です。測定インターバルには、パルス番号に指定するパルスが含まれます。

  • idbl.png パルス持続時間

    パルス持続時間は、パルス番号の最初の2つの中間基準レベルの交差間における秒単位の時間の差です。パルス持続時間はパルス幅とも呼ばれます。

  • idbl.png デューティサイクル

    デューティサイクルは、周期の分数です。

    また、デューティーサイクルはデューティファクタとしても知られています。LabVIEWは デューティサイクルの計算に以下の式を使用します: この式では、 パルス持続 時間は、 極性が 高パルスか低パルスかによって、 周期の高または低の部分を指すことがあります。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • icclst.png 測定情報

    測定情報は、選択されたパルスの中央時間とLabVIEWが測定サイクルを定義するのに使用する絶対基準レベルを返します。

  • idbl.png パルスの中心

    パルス中央は、パルス番号の中間点の時刻を指定します。

    極性が Highのパルスのパルス中心は 次式で与えられる: ここで、tcパルス中心 時間、tf は下降 中間レフレベル 交差の瞬間時間、tr は先行上昇 中間レフレベル 交差の瞬間時間である。

  • inclst.png 基準レベル

    基準レベルは、波形の3つのユーザ定義基準レベル (高、中、低) を絶対値で返します。

    LabVIEWは基準レベルを使用して、1つの周期の測定インターバルを定義します。

  • idbl.png 高基準レベル

    高基準レベルは、高基準レベルを返します。

  • idbl.png 中間基準レベル

    中間基準レベルは、中間基準レベルを返します。

  • idbl.png 低基準レベル

    低基準レベルは、低基準レベルを返します。

  • iu16.png 基準単位

    基準単位は、測定情報では常に絶対単位です。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Signal Processing\Waveform Measurements\Pulse and Transition Measurements.vi
    • labview\examples\Signal Processing\Waveform Measurements\N channel Pulse and Transition Measurements.vi