信号入力内の±ピークの位置、振幅、および2次導関数を検索します。信号入力入力にデータを配線して自動的に多態性インスタンスを決定するか、インスタンスを手動で選択します。

このVIは「ピーク検出」VIに似ています。


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入力/出力

  • cu16.png ±ピーク

    ±ピークは、+ピークを検索するのか、-ピークを検索するのかを示します。

    0ピーク
    1-ピーク
  • cmsdt.png 信号入力

    信号入力には、ピークを検出する入力波形が含まれます。

  • cdbl.png しきい値

    しきい値は、サイズの値が小さすぎる場合、±ピークを無視するようにVIに指示します。VIは、フィット振幅がしきい値以下の場合、ピークを無視します。-ピークの場合、しきい値より大きい場合は無視されます。

  • ci32.png

    は、2次最小二乗近似で使用する連続したデータポイントの数を指定します。この値は±ピークの半分の幅より小さくすることが必要で、ノイズのないデータに対してはそれよりもっと小さくする (ただし、幅>2) ことができます。この値を大きくすると、±ピークの高さや位置が正しく観察できません。ノイズの多いデータでは、ノイズによって実際のピークが不明確になるため、この修正は重要ではありません。

  • cerrcodeclst.png エラー入力

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cbool.png 初期化 (T)

    TRUE (デフォルト) の場合、初期化によって、VIがデータの最初のブロックを処理します。適切な操作が実行されるには、VIは開始時に完了する必要がある内部設定を必要とします。

  • cbool.png データの最後 (T)

    TRUE (デフォルト) の場合、データの最後 (T) によって、VIがデータの最後のブロックを処理します。VIは、最後のブロックが処理された後、内部データを消去します。

  • ii32.png 検出数

    検索数は、現在のデータブロックで検出された±ピークの数です。検索数は、位置振幅、および2次導関数の配列のサイズです。

  • i1ddbl.png 位置

    位置には、現在のデータブロック内で検出されたすべての+ピークまたは-ピークの指標位置が含まれます。

    ピーク検出アルゴリズムは2次近似を使用するため、実際データポイント間を補間します。そのため、指標は整数ではありません。つまり、検出されたピークは実際の入力データポイントとは限らず、指標の一部分で、入力配列で検出されない振幅にある場合があります。

    位置を時間単位で参照するには、以下の式を使用してください。時間 位置[i] = t0 + dt*位置[i]

  • i1ddbl.png 振幅

    振幅には、現在のデータブロックで検索した+ピークまたは-ピークの振幅が含まれています。

    メモ ダイナミックレンジが広いノイズを多く含む信号では、位置振幅が実際の+ピークまたは-ピークからずれる場合があります。
  • i1ddbl.png 2次導関数

    2次導関数は、現在のデータブロックで検索した各±ピークの2次導関数を表示します。

    2次導関数は、+ピークまたは-ピークの精度の概算測定値を提供します。+ピークの場合は、値はすべて負になります。-ピークの場合は、値はすべて正になります。
    メモ dt (サンプル間の時間差) は1に等しいことを前提としています。
  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • LabVIEWを使用したピーク検出については、ni.comサポートドキュメントを参照してください。