クライアントハンドルを開きます。クライアントハンドルを使用して、認証情報、HTTPヘッダ、クッキーを維持しながら複数のHTTPクライアントVIを接続できます。必要であれば、認証を必要とするサーバにWeb要求を送るために、ユーザ名およびパスワードを指定できます。また、複数のWeb要求のデータを保存するクッキーファイルを作成することもできます。


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入力/出力

  • cpath.png クッキーファイル
  • cstr.png ユーザ名

    ユーザ名は、作成されたHTTPサーバのログインユーザ名を指定します。

  • cstr.png パスワード

    パスワードは、指定したSMTPサーバのログインパスワードを指定します。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • cbool.png サーバを確認 (TRUE)

    サーバを確認 (TRUE) は、サーバのIDを確認して安全な接続を確立するかどうかを指定します。この制御器を使用して、HTTPクライアントVIによるhttps://プロトコルを使用した通信を可能にします。デフォルト値はTRUEです。

  • idlrn.png クライアントハンドル出力

    クライアントハンドル出力は、Web要求に関連付けられたクライアントハンドルを返します。クライアントハンドルを使用して、認証情報、HTTPヘッダ、クッキーを維持しながら複数のHTTPクライアントVIを接続できます。クライアントハンドルは、ヘッダや認証情報など継続的なデータを使用しない、独立したWeb要求を作成する場合には必要ありません。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • クライアントハンドルによって、複数のWeb要求を実行するために必要なネットワークのソケットとポートの数が制限されるため、ネットワークの効率が向上します。クライアントハンドルは、ヘッダや認証情報など継続的なデータを使用しない、独立したWeb要求を作成する場合には必要ありません。

    以下のスクリーンショットは、次の操作を実行するコードを示しています。

    1. 「ハンドルを開く」VIで、クライアントハンドルと継続性のあるデータを保存するクライアント側クッキーを開きます。
    2. ヘッダを追加」VIで、クライアントハンドルに関連付けられた後続のWeb要求で使用する言語を設定するための新しいヘッダフィールドラインを追加します。
    3. GET」VIは、Accept-Languageヘッダを持つWeb要求を実行します。
    4. ハンドルを閉じる」VIで、クライアントハンドルを閉じてヘッダなど継続性のあるデータを削除します。