偏微分方程式の初期状態を定義します。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。


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入力/出力

  • cNI__PDE_lvlib_NI__PDElvclass.png PDE入力

    PDE入力は、方程式のデータを格納するクラスです。

  • c1ddbl.png 初期状態

    初期状態は初期状態の値を指定します。

    初期状態の長さは、「PDE領域を定義」VIのxポイント数である必要があります。初期条件(Initial Condition) は、 PDE定義領域(Define PDE Domain )VIから、 初期tにおけるX 上で評価される未知関数の値を格納します。デフォルトでは、LabVIEWは値がゼロであると仮定します。

  • ci32.png タイプ

    タイプは、初期状態のタイプを指定します。

    0Value (デフォルト)-初期条件は、 PDE領域の定義 VIから 初期tで 未知関数を評価します。
    1導関数-初期条件は、 PDE定義領域 VIから 初期tにおける 時間変数の偏導関数の値を評価する。
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • iNI__PDE_lvlib_NI__PDElvclass.png PDE出力

    PDE出力は、初期状態を含むPDE入力を返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • 熱伝導方程式の場合、方程式を解く上で初期値だけが必要です。ただし、波動方程式の場合、初期時間での時間変数を基準として値および微分値を指定する必要があります。以下のブロックダイアグラムは、1次元波動方程式の初期状態を定義する方法の例を示しています。VIは初期値を定義し、数値配列は初期微分を定義します。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Mathematics\Differential Equations - PDE\PDE String Vibration.vi
    • labview\examples\Mathematics\Differential Equations - PDE\PDE Thermal Distribution.vi