制約付き非線形最適化

関数データは実行時にユーザ定義関数で必要なスタティックデータを含みます。

目的および制約関数は、最小化する非線形関数、非線形等式制約関数、非線形不等式制約関数をそれぞれ独立した出力として実装するVIへのリファレンスです。目的関数の出力は空にできません。制約関数はオプションです。したがって、等式制約出力、不等式制約出力、またはそのどちらかは空にできます。

このVIは、labview\vi.lib\gmath\NumericalOptimization\cno_objective function template.vitにあるVIテンプレートを元に作成します。

開始は、最適化プロセスを開始するn次元のポイントです。

境界は、最適化されるパラメータの数値の上限および下限値と、不等式制約を含むクラスタです。

開始状態は、ヘッシアン、ラグランジュ乗数、および不等式制約関数の初期値を含みます。開始状態は通常、以前の最適化の終了状態で、最適化のウォームスタートを許可します。

エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

cno設定にはこのアルゴリズムに特定の追加許容範囲と停止設定情報が含まれます。

停止条件は、最適化が終了する条件群です。(関数許容誤差 AND パラメータ許容誤差 AND 勾配許容誤差) OR 最大反復 OR 最大関数呼び出しを満たした場合、最適化は終了します。

関数呼び出し回数は、最適化のプロセス中に目的関数が呼び出す回数です。

最小は、決定されたn次元の局所最小値です。

f(最小) は、決定された最小値での目的関数の関数値です。

終了状態は、ヘッシアン、ラグランジュ乗数、および不等式制約関数の最終値を含みます。

エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。