入力シーケンスXの最頻値 (最も頻出する値) または推定最頻値 (最も頻出する範囲の中心) を特定します。このVIは、単峰性または多峰性解析を実行できます。使用する多態性インスタンスを手動で選択する必要があります。


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入力シーケンスXが単峰性であることが確認できる場合、または1つのスカラ最頻値が予想される場合、単峰性インスタンスを選択します。最頻値の配列が予想される場合は、多峰性インスタンスを選択します。VIが最頻値を検出しない場合、単峰性インスタンスはエラーなしでNaNを返し、多峰性インスタンスはエラーなしで空の配列を返します。

統計で定義されているように、最頻値は数値のシーケンスで最も頻繁に発生する値です。たとえば、データセット (3, 7, 3, 9, 9, 3, 5, 1, 8, 5) の場合、唯一の最頻値は3です。同様に、データセット (2, 4, 9, 6, 4, 6, 6, 2, 8, 2) の場合、2と6の2つの最頻値が存在します。単一の最頻値の分布は単峰性です。複数の最頻値が存在する分布は多峰性です。

入力シーケンスX = {0, 1, 3, 3, 4, 4, 4, 5, 5, 7} を使用して、間隔1に設定する場合、「最頻値」VIは最頻値を3.5として計算します。これは、間隔が指定する1つの間隔の中央値が3.5であるためです。Xに同じ入力シーケンスを使用して、間隔0に設定した場合、「最頻値」VIは、最頻値4を返します。

ヒストグラムの詳細は、「ヒストグラム」VIを参照してください。

サンプルプログラム

LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

  • labview\examples\Mathematics\Probability and Statistics\Statistics Solver.vi
  • labview\examples\Mathematics\Probability and Statistics\Noise Statistics.vi