ファジーシステムのルールの前件部 (IF部分) を作成します。前件部は、入力言語変数、言語要素内の入力言語変数のメンバーシップの角度と非メンバーシップの角度のどちらを計算するかを指定する演算子、言語要素の3つの部分で構成されます。

このVIで作成したルール前件部の配列を作成するには、「配列連結追加」関数またはルールを使用します。次に、その配列を「FLルールを作成」VIの前件部入力に配線します。


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入力/出力

  • ci32.png 変数指標

    変数指標には、前件部に使用する言語変数の指標を指定します。変数指標は、言語変数が作成された順序に対応します。

  • ci32.png メンバーシップ関数指標

    メンバーシップ関数指標には、対応する言語変数に関連付けたいメンバーシップ関数の指標を指定します。メンバーシップ関数指標は、メンバーシップ関数が作成された順序に対応します。

  • cu16.png 条件

    メンバーシップ関数の言語変数のメンバーシップの度合いと非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する条件

    0
    =
    ―メンバーシップの度合いμを計算することを示します。
    1
    !=
    ―非メンバーシップの度合い (1 – μ) を計算すること示します。
  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • inclst.png 前件部

    前件部は、ルールの前件部 (IF部分) を返します。前件部は、変数指標条件、およびメンバーシップ関数指標にそれぞれ対応する3つの部分で構成されます。

  • ii32.png 変数指標

    入力言語変数の指標。

  • ii32.png MF指標

    言語要素の指標。

  • iu16.png Cond

    言語要素内の言語変数のメンバーシップの度合いまたは非メンバーシップの度合いのどちらを計算するかを指定する演算子。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。