(ファイル名:Actor Framework.lvlib:Actor.lvclass:Pre Launch Init.vi)

ネストされたアクターを起動メソッドの呼び出し後、かつアクターのアクターコアメソッドが実行を開始される前に発生する動作を定義します。

デフォルトでは、このメソッドは何も実行しません。これは、動作を定義するために派生クラスでオーバーライドできます。

注意 Launch Pre Launch Initメソッドを使用して Launch Root Actor メソッドや Launch Nested Actor メソッドを呼び出さないでください。このメソッドがハングアップする結果になります。「ルートアクターを起動」VIは、すべてのアクターフレームワークVIの外からのみ使用し、「ネストされたアクターを起動」VIはアクターコアメソッドから使用します。


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入力/出力

  • cActor_Framework_lvlib_Actorlvclass.png アクター入力

    アクター入力はアクターを指定します。

  • iActor_Framework_lvlib_Actorlvclass.png アクター出力

    アクター出力はアクターを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • 起動前初期化メソッドは、ネストされたアクターを起動メソッドがその発呼者に帰る前、かつアクター自身がメッセージを受け取る前に終了することが保証されています。起動前初期化メソッドが取得するリファレンスは、アクター自身と同じ寿命をもつことが保証されています。起動前初期化メソッドがエラーを返すと、起動は中断されます。

    起動前初期化メソッドをオーバーライドすることで、アクターの発呼者へのエンキューアおよびセルフへのエンキューアを使用できます。