回復するファイルを選択ウィンドウ
- 更新日2025-03-14
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正常でないシャットダウンやシステム障害が発生する前にLabVIEWが自動的にファイルを保存する場合、次回LabVIEWを起動すると、このウィンドウが表示されます。このウィンドウは、正常でないシャットダウンシステムやシステム障害が発生する前にLabVIEWがバックアップを行ったファイルの回復、破棄、アーカイブを行います。
このウィンドウには以下のコンポーネントが含まれます。
オプション | 説明 |
---|---|
修復可能な変更があるファイル | LabVIEWによって保存されたファイルを自動的に表示して、回復できるようにします。 |
すべて選択 | すべての回復可能なファイルにチェックマークを付けます。 |
すべて選択解除 | すべての回復可能なファイルからチェックマークを外します。 |
バックアップを元のファイルと比較 | 修復可能な変更があるファイルリストで現在選択されているファイルを最後に自動的に保存されたファイルと比較します。LabVIEWベースパッケージおよびLabVIEW開発システムでは、このボタンをクリックすると、左右の比較が行われるように自動的に保存されたバージョンと最後に手動で保存したバージョンの両方のファイルを開きます。LabVIEWプロフェッショナル開発システムでは、このボタンをクリックすると、差異ダイアログボックスが表示されます。 回復されたファイルがディスクに保存されたことがない場合、LabVIEWはこのボタンを無効にします。また、回復されたファイル用に構成済みのテキストを比較していない場合も、LabVIEWはこのボタンを無効にします。プロジェクト、ライブラリ、XControl、LabVIEWクラスのテキスト比較は手動で構成する必要があります。 |
回復 | ウィンドウを閉じ、すべてのチェックマークが付けられていないファイルを回復して、チェックマークが外されているすべてのファイルのバックアップを恒久的に削除します。ファイルのどれも選択していない場合、ボタントは破棄に変わります。破棄ボタンをクリックして、すべてのバックアップファイルを恒久的に削除します。 メモ プロジェクトまたはライブラリを回復用に選択しても、そのプロジェクトまたはライブラリのファイルに追加された変更は自動的に回復されません。プロジェクトまたはライブラリと変更内容のすべてを回復するには、所有する.lvprojまたは.lvlibファイルとプロジェクトまたはライブラリに含まれる各ファイルの横にチェックマークが表示されていることを確認してください。 |
キャンセル | デフォルトデータディレクトリのLVAutoSave\archivesサブディレクトリにあるすべてのバックアップファイルを新しいZIPファイルに移動します。 |
比較を終了 | ファイル比較を終了し、回復操作を続行します。 メモ このボタンは、バックアップを元のファイルを比較ボタンをクリックすると表示されます。 |