共有ライブラリをインポートウィザードのこのページは、ヘッダ (.h) ファイルの構文解析時にウィザードで使用するインクルードパスとプリプロセッサ定義を指定します。ツール»インポート»共有ライブラリを選択して、共有ライブラリをインポートウィザードを起動します。

このページには、以下のコンポーネントがあります。

オプション 説明
インクルードパス ウィザードによるヘッダファイルの解析時に検索するべきインクルードファイルへのパスを指定します。
新規パス

インクルードパスリストに新しいパスの行を追加します。

パスを削除 選択したパスをインクルードパスリストから削除します。
上に移動 インクルードパスリストの選択項目を上に移動します。
下に移動 インクルードパスリストの選択項目を下に移動します。
プリプロセッサ定義

受け入れるプリプロセッサ定義を指定します。複数のプリプロセッサ定義の区切りには、セミコロン ( ; ) を使用します。

プリプロセッサ定義を使用したサンプルコード

WIN32を以下のとおり定義する場合、ヘッダファイルの以下のサンプルコードはfunctionAのみをコンパイルします。

#ifdef WIN32

int functionA(int para);

#endif

LabVIEWでfunctionAをインポートしたが、WIN32を定義していない場合、プリプロセッサ定義テキストボックスでプリプロセッサ定義のWIN32を入力すると、WIN32を定義できます。

以下のサンプルコードはヘッダファイルで別の関数を表示します。この場合、NIAPIを定義しなかったため、LabVIEWではこの記号を認識しません。

NIAPI int functionA(intpara);

LabVIEWでこの関数をインポートする場合、プリプロセッサ定義テキストボックスにNIAPI=_stdcallという文字列を追加してNIAPIを定義できます。

プリプロセッサ定義フィールドに以下のコードを入力することで、上記の両方の例でこの関数を定義できます。

WIN32; NIAPI=_stdcall