メモ LabVIEW 2013からは、Webサービスの構成をビルド仕様からは行いません。このビルド仕様を引き続き使用することも、ビルド仕様を新しい形式に変換することもできます。変換ツールをダウンロードするには、NIのWebサイトを利用してください。

このダイアログボックスは、WebサービスプロパティダイアログボックスのURLマッピングページにある端子のデフォルト値をオーバーライドボタンをクリックすると開きます。選択したWebメソッドVIの端子のデフォルト値を変更するには、このダイアログボックスを使用します。このダイアログボックスを表示するには、選択したWebメソッドVIの入力パラメータを構成する必要があります。

このページには、以下のコンポーネントがあります。

オプション 説明
デフォルトの上書きを追加 WebメソッドVIの制御器にデフォルト値を割り当てる際の構成オプションを表示します。
  • VIターミナル

    プルダウンメニューにWebメソッドVIのすべてのコネクタペーン入力を表示します。

  • バリュー

    指定した制御器の新しいデフォルト値を指定します。制御器の元のデータタイプ (整数等) とは対照的に、LabVIEWはこの値を文字列データタイプとして表現します。

  • デフォルトの追加

    指定された端子に上書きする値を割り当てます。

VI端子のデフォルト

デフォルトを上書きする値が指定されたWebメソッドVI内の制御器をすべて表示します。

デフォルトを削除

デフォルトを上書きする値を削除します。

端子のデフォルト値を上書きすることで、特定のURLマッピングで1つまxたは複数の入力端子の値を制限できます。たとえば、VIでxyという2つの数値制御器の値が加算される場合、必ず一方の制御器に特定の値を割り当てるURLマッピングを構成できます。

xの端子デフォルト値を1に上書きすることで、URLマッピングによって必ずこの制御器の値にこの特定の値を割り当てることができます。たとえば、/add/:x/:yというURLマッピングを設定すると、クライアントは必ず両方の数値制御器に値を割り当てる必要があります。xの端子デフォルト値を1に上書きし、/add_one/:yというURLマッピングを作成すると、クライアントは同じWebメソッドVIに対して一方の制御器の値だけを割り当てる必要があります。複数のカスタマイズインタフェースを持つ1つのWebメソッドVIは、このように端子デフォルト値を上書きすることで使用できます。