メモ LabVIEW 2024 Q1リリース以降、このページで提供されていた機能は 変数ページに移動されました。このページの内容は、旧バージョンのLabVIEWでこの機能がサポートされているため保持されます。

シェア変数プロパティダイアログボックスとこのページを表示するには、LabVIEWプロジェクトライブラリまたはライブラリ内のフォルダを右クリックし、ショートカットメニューから新規»変数を選択するか、既存のシェア変数を右クリックして、ショートカットメニューからプロパティを選択します。

このページを使用して、シェア変数の基本的なネットワークオプションを設定します。また、変数リファレンスプロパティを変数プロパティとともに使用してシェア変数をプログラム的に構成できます。

このページには、以下のコンポーネントがあります。

オプション 説明
バッファを使用

先入れ先出し (FIFO) バッファにある変数からデータを保管できるようにします。FIFOの容量がいっぱいになるとシェア変数はFIFOの最初の値を上書きします。

バッファは、ネットワークで共有されたシェア変数に対してのみ使用できます。
  • 配列数―バッファに格納できる要素の配列数を指定します。この制御器は配列データタイプでのみ表示されます。
  • 要素数 (タイプ: xxx)

    バッファが保持できるシェア変数の数を指定します。データタイププルダウンメニューで選択するデータタイプにより、変数 xxx が決まります。この制御器が表示されないデータタイプもあります。

単一書き込み

一度に1つのターゲットのみから値の変更を受け入れるようにシェア変数を設定します。

このコンポーネントは、ネットワークで共有されたシェア変数のみで使用できます。

このオプションを選択すると、シェア変数の書き込み操作はLabVIEW.exeの別のインスタンスに影響されません。シェア変数エンジンは、書き込みを1台のコンピュータ上の1つのVIに制限します。シェア変数に接続されるLabVIEWの最初のインスタンスは値を書き込めますが、その後に続くインスタンスはどれも書き込めません。最初のインスタンスの接続が解除されると、キューにある次のインスタンスがシェア変数に値を書き込めるようになります。LabVIEWは、シェア変数への書き込みが許可されていないことを書き込み側に通知します。

メモ シェア変数の作成、構成、ホスティングは、LabVIEW Real TimeモジュールがインストールされたWindowsシステムまたRTターゲットでのみ可能です。DataSocket VIおよび関数を使用すると、他のプラットフォームからシェア変数の読み書きを行えます。