このページを表示するには、ツール»オプションを選択してオプションダイアログボックスを表示し、カテゴリリストから印刷を選択します。

このページを使用してすべてのVIの印刷オプションを設定します。印刷ダイアログボックスとVIプロパティダイアログボックスを使用して、現在のVIの印刷オプションを設定します。

このページには、以下のコンポーネントがあります。

オプション 説明
印刷モード Windows と Linux このセクションでは、印刷モードを設定します。
  • 標準印刷

    (Windows) オペレーティングシステムの標準描画コマンドを使用してVIの印刷データ (フロントパネル、ブロックダイアグラム、アイコンなど) を変換し、プリンタに送信します。このオプションはデフォルトで選択されています。プリンタがPostScriptをサポートしていない場合や、LabVIEWではなくプリンタドライバでPostScript変換を処理するようにしたい場合などに、このオプションを使用する必要があります。

  • PostScript印刷-

    (WindowsおよびLinux)―VI印刷データをPostScript (.ps) 形式に変換して、PostScriptコマンドとしてプリンタに送信します。プリンタやプリンタドライバで PostScript印刷がサポートされていない場合は、このオプションを選択しないでください。

    PostScript印刷は、パターン、ラインスタイル、フォントを含む画面のイメージをより正確に再現します。
    • ポストスクリプトレベル2

      (WindowsおよびLinux) プリンタにPostScriptレベル2コードを送信します。このチェックボックスは、デフォルトでオフになっています。プリンタがPostScriptレベル2で動作する場合のみ、このオプションを選択します。

  • ビットマップ印刷

    (Windows) ビットマップを作成して、そのページの全データをビットマップに描画し、そのビットマップをプリンタに送信します。この方法では、LabVIEWは描画コマンドを送信するのではなく、画像ファイルをプリンタに送信するため、標準印刷やPostScript印刷の場合と比較して、かなり時間を必要とすることがあります。ビットマップ印刷では解像度が低下しますが、標準印刷と比較すると画面に表示されるテキストやフォントに近い状態で印刷されます。ビットマップ画像はカラープリンタではカラー画像になり、その他の場合はモノクロになります。

  • カラー/グレースケール印刷-

    (WindowsおよびLinux) カラー/グレースケール出力をプリンタに送信します。プリンタドライバの深度設定は使用されません。カラープリンタの場合、LabVIEWはカラー/グレースケール出力をプリンタに送信します。上記以外では、LabVIEWはモノクロ出力をプリンタへ送信します。このチェックボックスは、デフォルトでオンになっています。このチェックボックスからチェックマークを外すと、モノクロ出力をプリンタに送信します。

    また、アプリケーションの Printing:Color/Grayscale? プロパティを使用して、カラー/グレースケール出力をプリンタに送信するかどうかをプログラムで指定することもできます。
余白 このセクションでは印刷の余白を設定します。
  • Use default margins-

    プリントアウトの絶対余白をセンチメートルまたはインチで設定します。4つのすべての余白 () を個々に設定できます。余白はプリンタの物理パラメータによって制限されます。プリンタの許容値よりも小さい余白を設定すると、プリンタは許容値の最小値を使用します。このチェックボックスは、デフォルトでオンになっています。このチェックボックスをオフにして、カスタム余白を設定します。

    このオプションは、カスタムマージンを設定していないVIに影響します。VIプロパティダイアログボックスの印刷オプションページにあるカスタムページ余白を使用チェックボックスがオフの場合、VIはオプションダイアログボックスで設定する余白を使用します。このカスタムページ余白を使用チェックボックスがオンの場合、VIはVIプロパティダイアログボックスの印刷オプションページで設定した余白を使用します。
    • マージン単位

      余白の値の単位にインチとセンチメートルのどちらを使用するかを指定できます。

      • インチ-マージン値にインチを使用
      • センチメートル-マージン値にセンチメートルを使用
    • マージン設定

      プリントアウトの余白をカスタマイズできます。

      • 左余白の幅を設定します。

      • 右余白の幅を設定します。

      • トップ

        上余白の高さを設定します。

      • 下余白の高さを設定します。

また、アプリケーションプロパティを使用して、すべてのVIの印刷オプションを設定することもできます。