Applicationプロパティ (ActiveX)
- 更新日2025-07-30
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アプリケーションオブジェクトはLabVIEWに影響するプロパティをエクスポートします。
プロパティで使用される列挙体の詳細については、ActiveX列挙体を参照してください。
プロパティ
| プロパティ | 説明 |
|---|---|
| AllProjects | メモリにある各LabVIEWプロジェクトへのリファレンス配列を返します。これらのリファレンスは、 Project プロパティ。 |
| AllVIsInMemory | 発呼者VIのアプリケーションインスタンスに対してメモリに常駐するVIリストを返します。このプロパティは、リモートVIのリストを返すために使用するとエラーを返します。を使用します。 ExportedVIs プロパティを使用して、エクスポートされたVIのリストを返します。このプロパティは読み取り専用です。このプロパティは、ローカルバージョンのLabVIEWでのみ使用可能です。 |
| AppKind | 無効なアプリケーションタイプなど、コンピュータでVIが実行中のLabVIEWインスタンスを示します。 |
| AppName | アプリケーションのファイル名です。このプロパティは読み取り専用です。 |
| AppTargetCPU | アプリケーションのターゲットCPUを示します。このプロパティは読み取り専用です。 |
| AppTargetOS | アプリケーションが構築されたオペレーティングシステムを示します。Mac OSは、Mac OSバージョン9および8を示します。CarbonはMac OS Xを示します。このプロパティは読み取り専用です。 |
| ApplicationDirectory | アプリケーションが配置されたディレクトリの絶対パスです。このプロパティは読み取り専用です。 |
| AutomaticClose | アプリケーションへのリファレンスのすべてが解放される際、アプリケーションを閉じるかどうか指定します。デフォルトはTRUEです。 |
| CmdArgs | LabVIEWを起動した際に渡されたユーザ定義のコマンドライン引数の配列を返します。 |
| DefaultDataLocation | LabVIEWデータディレクトリへのパスです。 |
| ExportedVIs | メモリにあるエクスポートVIのリストを返します。このプロパティは読み取り専用です。 |
| Language | ISO 639に従った文字列として、LabVIEW環境またはスタンドアロンアプリケーションの言語を示します。値には、en、de、fr、ja、ko、およびzh-cnが含まれます。 |
| OSBuildNumber | オペレーティングシステムのビルド番号です。この文字列は、オペレーティングシステムのビルド番号との比較に使用可能なビルド番号の英数字の値を返します。このプロパティは読み取り専用です。 |
| OSDetailedName | アプリケーションが実際に起動しているオペレーティングシステムの詳細名です。この文字列値はオペレーションシステムと、Microsoft Windows XPなどそのバージョンを返します。このプロパティは、OSNameとOSVersionの組み合わせに似たもので、それぞれがプラットフォーム名と数値バージョン番号を返します。このプロパティは読み取り専用です。 |
| OSName | アプリケーションが実際に起動しているオペレーティングシステムの名前です。この文字列の値は、Windowsのバージョンの部分以外はAppTargetOSと同じです。具体的には、OSNameはアプリケーションを実行しているWindowsの正確なバージョンを返すのに対して、AppTargetOSにはWindows XPの列挙体が1つあります。このプロパティは読み取り専用です。 |
| OSVersion | オペレーティングシステムのバージョン番号です。このプロパティは読み取り専用です。 |
| PrintDefaultPrinter | LabVIEWのデフォルトプリンタ名を設定または取得します。 |
| PrintMethod | LabVIEWの印刷方法を設定または取得します。 |
| PrintSetupCustomClusterConstants | ドキュメントを印刷するVIメソッドを使用してカスタムフォーマットで印刷する際に、ブロックダイアグラム内にあるアイコン化されたクラスタの非表示コンテンツを印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomConnector | 印刷ドキュメントVIメソッドのどちらからのカスタム形式を使用する際、コネクタペーンとVIアイコンのどちらを印刷するかを指定します。 |
| PrintSetupCustomControlDesc | 印刷ドキュメントVIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、フロントパネル制御器の説明を印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomControlTypes | 印刷ドキュメントVIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、LabVIEWフロントパネル制御器のデータタイプ情報を印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomControls | 印刷ドキュメントVIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、フロントパネル制御器の情報を印刷するかどうかを指定します。このプロパティは、生成されたドキュメントの制御器と表示器のリストのみに作用し、フロントパネルの画像には影響しません。 |
| PrintSetupCustomDescription | 印刷ドキュメントVIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、VIの説明を印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomDiagram | ドキュメント印刷VIメソッドの1つを使用してカスタムフォーマットで印刷するときに、LabVIEWブロックダイアグラムを印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomDiagramHidden | ドキュメント印刷VIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、ブロックダイアグラムにある可能性のあるLabVIEWケースおよびスタックシーケンスストラクチャの非表示のフレームを印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomDiagramRepeat | ドキュメント印刷VIメソッドの1つでカスタムフォーマットを使用する際、各ケース、イベント、スタックシーケンスストラクチャの非表示サブダイアグラムと並んでいる表示サブダイアグラムを印刷するかどうかを指定します。表示フレームを順に印刷すると、これらのフレームは2回印刷されます。 |
| PrintSetupCustomExpressVIConfigInfo | ドキュメント印刷VIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、ブロックダイアグラムのLabVIEW Express VIの構成情報を印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomHierarchy | 印刷ドキュメントVIメソッドでカスタム形式を使用する際、メモリにあるVIの階層を印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomHistory | 印刷ドキュメントVIメソッドでカスタム形式を使用する際、VIのリビジョン履歴情報を印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomLabel | ドキュメント印刷VIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、各制御器のラベルやキャプションを印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomPanel | 印刷ドキュメントVIメソッドの1つでカスタム形式で印刷する指し、LabVIEWフロントパネルを印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomPanelBorder | 印刷ドキュメントVIメソッドの1つでカスタムッ形式で印刷する際、境界線付きのLabVIEWフロントパネルを印刷するかどうかを指定します。 |
| PrintSetupCustomSubVIs | ドキュメント印刷VIメソッドの1つでカスタム形式を使用する際、アイコン、名前、パスを含むLabVIEWのサブVIおよびExpress VIのリストを印刷するかどうかを指定します。多態性VIがサブVIの場合、LabVIEWはアイコン、名前、パスを含むトップレベルVIで使用されたインスタンスを印刷します。トップレベルVIが多態性の場合、LabVIEWは各インスタンスのアイコン、名前、パスを含む、多態性VIのすべてのインスタンスのリストを印刷します。 |
| PrintSetupFileWrapText | ファイルの1つの行の最大文字数です。に影響します。 PrintVIToHTML, PrintVIToRTF、および PrintVIToText メソッド。このプロパティを0に設定して、行送りなしですべての文字を1行に印刷します。 |
| PrintSetupJPEGQuality | 対話式または PrintVIToHTML メソッド。この値は画像精度とファイルサイズを調整します。75-95の範囲の値は高画質の圧縮したファイルを生成し、50より小さい値は低画質で小さいサイズのファイルを生成します。デフォルトは80です。 |
| PrintSetupPNGCompressLevel | 対話式または PrintVIToHTML メソッド。圧縮によって画像精度が低下することはありませんが、この値はグラフィックファイルのサイズと圧縮速度に影響します。有効な値は-1~9の範囲で、速度でファイル圧縮率を調整します。0は、圧縮なしを指定します。1は、ある程度の圧縮率で最適な速度を指定します。9は最高の圧縮率ですが、速度は遅くなります。 –1 (デフォルト値) は、適切な圧縮と速度の最適な組み合わせを指定します。 |
| PrintersAvailable | コンピュータで使用可能なプリンタ名のアルファベット順の配列を返します。 |
| PrintingColorDepth | TRUEの場合、LabVIEWはプリンタにカラー/グレースケール出力を送信します。FALSEの場合、LabVIEWはプリンタにモノクロ出力を送信します。 |
| RTHostConnected | リアルタイム (RT) プラットフォームにターゲットを設定していない場合、このプロパティは常にTRUEになります。RTプラットフォームにターゲットされ、ホストが接続されている場合は、このプロパティはTRUEになります。このプロパティがFALSEの場合は、ホストは接続されておらず、Real-Timeモジュールアプリケーションがホストに依存せずにすべての操作の処理ができる必要があります。このプロパティを使用して、ユーザとの相互操作が必要となるダイアログボックスを表示しても問題がないタイミングを決定します。 |
| SaveVersion | アプリケーションによってLabVIEWドキュメントが保存されたLabVIEWファイル形式のバージョン番号。このバージョン番号は、アプリケーションのバージョン番号と異なる可能性があります。たとえば、バージョン番号が9.0.1のLabVIEWで保存されたLabVIEWドキュメントのファイル形式バージョンは9.0になります。 |
| SaveVersions | このLabVIEWバージョンで保存できるLabVIEWバージョン形式の配列です。配列は新しいバージョンから順に並べられています。したがって、0の位置の要素はLabVIEWの最新バージョンとなります。配列の各要素は、旧バージョン形式で保存するVIサーバ関数に渡せる、保存可能なバージョンです。 |
| ShowFPTipStrips | プロパティの書き込み:このプロパティをTRUEに設定すると、 LabVIEWのフロントパネル制御器にヒントラベルが表示されます。このプロパティをFALSEに設定すると、ヒントラベルは表示できません。プロパティの読み取り:フロントパネルの制御器をアイドリングしているときにヒントラベルを表示するかどうかを指定します。 |
| UserName | アプリケーションを開くのに使用するユーザ名です。このプロパティは読み取り専用です。 |
| VIServerPort | LabVIEW VIサーバポートを取得および設定します。リモートアプリケーション上のプロパティへのアクセスを試みるとエラーを返します。 |
| Version | アプリケーションのバージョン番号です。スタンドアロンアプリケーションまたは共有ライブラリでは、このプロパティはLabVIEWランタイムエンジンのバージョンを返します。このプロパティは読み取り専用です。 |
| VersionYear | アプリケーションのバージョン年です。ビルドしたアプリケーションまたは共有ライブラリでは、このプロパティはLabVIEWランタイムエンジンのバージョン年を返します。 |