VISAイベント待機関数
- 更新日2025-07-30
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アプリケーションスレッドの実行を中断して、タイムアウトで指定された制限時間の間イベントタイプを待機します。

入力/出力
タイムアウト (0)
—
タイムアウトは、関数がイベントを待機する時間 (ミリ秒) です。
VISAリソース名
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VISAリソース名は開くリソースを指定します。VISAリソース名制御器は、セッションとクラスの指定にも使用できます。
イベントタイプ (すべて有効)
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イベントタイプは論理イベント識別子です。 以下のVISAイベントタイプから選択できます。
イベントタイプの詳細情報については、『NI-VISA へルプ』を参照してください。
イベントクラス (一般イベント)
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イベントリソースクラスは、関数が待機するイベントクラスを指定します。デフォルトは、関数がイベントクラスのすべてを認識することを意味する一般イベントです。
エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
VISAリソース名出力
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VISAリソース名は、VISA関数が返すVISAリソース名のコピーです。
イベントタイプ出力
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イベントタイプ出力は、待機に成功した場合、受信されるイベントタイプを識別します。
イベント
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エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。 |
この関数、I/O操作を同期的または非同期的に実行するように設定できます。デフォルトでは、この関数はI/O操作を非同期的に処理します。関数を右クリックし、ショートカットメニューから同期I/Oモード»同期を選択して、指定されたイベントのオカーレンスを同期的に待機します。
コンテキストの定義の詳細は、個々のイベントの説明を参照してください。指定されたイベントタイプがすべてのイベント (0x3FFF7FFF) の場合、操作は指定されたセッションに対して有効に設定されたすべてのイベントを待機します。
セッションのイベントキューが一杯になった後に受信される新しいイベントは破棄されます。各セッションのイベントキューのデフォルトサイズは50です。50個以上の未処理イベントが発生することが予想される場合、General Settings:Maximum Queue Lengthプロパティを使用してイベントキューサイズをプログラム的に設定できます。
サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\Instrument IO\Serial\Detect Serial Break Event.vi
タイムアウト (0)
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VISAリソース名
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エラー入力 (エラーなし)
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VISAリソース名出力
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イベントタイプ出力
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エラー出力
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