上級TDMS同期読み取り関数
- 更新日2025-07-30
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指定した.tdmsファイルを読み取り、データタイプ入力で指定した形式でデータを返します。

入力/出力
カウント (-1)
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カウントは、読み取るデータ要素の最大数です。デフォルトは-1で、この関数がすべてのデータ要素を読み取ることを指定します。「上級TDMSを開く」関数のバッファを無効?入力がTRUEの場合、(カウント * データタイプの長さ) はセクタサイズの倍数である必要があります。 この関数が読み取るバイト単位でのサイズは、カウントの値をデータタイプのバイト数で乗算して計算できます。たとえば、カウントの値が512で、データタイプが符号なし16ビット整数の場合、この関数が読み取るサイズは512×(16÷8) = 1024バイトとなります。
TDMSファイル
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エラー入力 (エラーなし)
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エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。
データタイプ
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データタイプは、操作を実行するデータのタイプを指定します。この入力は、整数、浮動小数点整数、ブール、およびタイムスタンプを受け入れます。 メモ この入力には、以下の浮動小数点数を配線できる:
TDMSファイル出力
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データ
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データは、この関数が.tdmsファイルから読み取ったデータを指定したデータタイプで返します。
エラー出力
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エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。
読み取り処理終了?
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読み取り処理終了?は、読み取り処理が終了したかどうかを示します。 ヒント Whileループの停止条件の1つとしてこのブール値を使用します。たとえば、「上級TDMS同期読み取り」関数をWhileループに置いて読み取り処理終了?がTRUEになるまで無限にデータを読み取ることができます。「上級TDMS同期読み取り」関数が.tdmsファイルの終わりに到達すると、この値がTRUEになります。
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サンプルプログラム
LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。
- labview\examples\File IO\TDMS\Advanced Read and Write\Synchronous Read and Write\TDMS Advanced Synchronous Read.vi
カウント (-1)
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TDMSファイル
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エラー入力 (エラーなし)
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データタイプ
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TDMSファイル出力
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データ
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エラー出力
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読み取り処理終了?
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