スプレッドシート文字列をその次元の配列配列タイプの表記に変換します。この関数は文字列の配列および数値の配列に使用できます。

コネクタペーンには、この多態性関数のデフォルトのデータタイプが表示されます。


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入力/出力

  • cstr.png デリミタ (タブ)

    デリミタには、スプレッドシートファイル内のフィールドを区切るために使用される値を指定します。デフォルト値は1つのタブ文字です。文字列の配列をデリミタに配線することにより、複数のデリミタを指定できます。配列の各要素には、異なるデリミタを格納する必要があります。

    たとえば、1つの要素として空白文字、もう1つの要素としてタブ文字をもつ配列を配線した場合、関数は、出力配列の要素を空白文字とタブ文字のいずれかで区切ることができます。
  • cstr.png 形式文字列

    形式文字列は、スプレッドシート文字列を配列へ変換する方法を指定します。%sを使用して、スプレッドシート文字列を文字列の配列に変換します。%dまたは%fを使用して、スプレッドシート文字列を数値の配列に変換します。

    形式文字列の構文を使用してください。
  • cstr.png スプレッドシート文字列

    スプレッドシート文字列には、エンドオブライン (EOL) 文字で行を区切るタブやカンマなど、デリミタによって列に分割された数値または文字列値が含まれています。

    関数は、形式文字列に従って、スプレッドシート文字列内の各要素を変換し、結果を配列に格納します。
  • c2ddbl.png 配列タイプ (2次元Dbl)

    配列タイプは配列のデータタイプ入力です。デフォルトのデータタイプは、倍精度浮動小数点数の2D配列です。

    3次元以上の配列用のスプレッドシートフォーマットについては、「配列からスプレッドシート文字列に変換」を参照してください。
  • i2ddbl.png 配列

    配列は、次元の配列と配列タイプの表記に変換されたスプレッドシート文字列です。

  • サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\File IO\Spreadsheet\Tab-Delimited Data\Tab-Delimited Data.lvproj