任意の次元の配列を、文字列形式の表に変換します。この表には0、列要素を区切るタブ、行間を区切るプラットフォーム依存のEOL文字が含まれます。3次元以上の配列の場合は、ページを区切るヘッダが含まれます。


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入力/出力

  • cstr.png デリミタ (タブ)

    デリミタは、スプレッドシートファイル内のフィールドを区切るために使用される値です。デフォルト値は1つのタブ文字です。

  • cstr.png 形式文字列

    形式文字列は、入力配列の文字列への変換方法を指定します。%sを使用して、文字列の配列をスプレッドシート文字列に変換します。%dまたは%fを使用して、数値の配列をスプレッドシート文字列に変換します。

    形式文字列の構文を使用してください。

    メモ この関数では、配列のすべての要素をフォーマットするために1つの形式指定子だけを使用できます。複数の形式指定子を配線することで、配列の一部の要素を1つの形式指定子を使用してフォーマットし、他の要素は別の形式指定子を使用してフォーマットすることはできません。
  • c2ddbl.png 配列

    配列は入力サンプルを指定します。

  • istr.png スプレッドシート文字列

    スプレッドシート文字列は、タブのようなデリミタによって列に分割され、エンドオブライン (EOL) 文字によって行に分割されています。

  • 3次元以上の配列では、各ページの最初に次のような形式の一連の指標があります。

    [n,m,…,0,0]

    ここで、nは最初の次元の指標、mは2番目の次元の指標、カンマ (,) は指標を区切ります。0,0はページnm、…の最初の行および列要素を示し、は行末文字を表します。

    以下の例では、4x4x3の配列のスプレッドシート文字列は印刷した場合と同じように表示されます。ピリオド文字 (.) 後半のページの省略値を表し、行末 () は実際の印刷出力には表示されません。

    [0,0,0]
    1.3 2.6 5.7
    3.9 -4.2 6.5
    -5.5 9.3 3.3
    9.6 9.8 0.4
    [1,0,0]
    . . .
    . . .
    . . .
    . . .
    [2,0,0]
    . . .
    . . .
    . . .
    . . .
    [3,0,0]
    . . .
    . . .
    . . .
    . . .

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Arrays\Array to Spreadsheet String.vi