キューの前に要素を追加します。


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入力/出力

  • cqueuern.png キュー

    キューは、キューへのリファレンスです。

    キュー取得」関数を使用して、キューへのリファレンスを取得します。
  • cstr.png 要素

    要素は、キューの前に追加する要素です。

    このデータタイプは、キューのサブタイプに一致するように変更されます。
  • ci32.png タイムアウト (ms) (-1)

    タイムアウト (ms) は、キューが満杯の場合、キューの領域が利用可能になるまで、関数が待機する時間をミリ秒単位で指定します。

    デフォルト値は-1で、タイムアウトにならないことを示します。

    関数がタイムアウト (ms) の間待機し、キューが満杯の場合、タイムアウト?はTRUEになります。

  • cerrcodeclst.png エラー入力 (エラーなし)

    エラー入力は、このノードを実行する前に発生したエラーの状態を示します。この入力は、標準エラー入力として機能します。

  • iqueuern.png キュー出力

    キュー出力は、キューへのリファレンスを編集せずに返します。

  • ibool.png タイムアウト?

    関数がタイムアウトになる前に、キューの領域が利用可能にならない場合、タイムアウト?はTRUEを返します。また、この関数がエラーになると、タイムアウト?はTRUEを返します。

  • ierrcodeclst.png エラー出力

    エラー出力には、エラー情報が含まれます。この出力は、標準エラー出力として機能します。

  • この関数は、「要素をエンキュー」関数に似ています。キューが満杯の場合、関数は実行を継続する前にタイムアウト (ms) の時間待機します。キューが無効になると (たとえば、キューリファレンスが解放された場合)、関数は待機を中止して、エラーコード1122を返します。

    キューは通常先入れ先出し法のデータフローを使用します。まれに要素をキューの前に追加して、この通常のデータフロー処理を中断したい場合があります。キューの前に要素を追加した後、次に呼び出す「要素をデキュー」関数を使用して、前に追加した要素を削除します。たとえば、キューをスタックストラクチャとして使用したい、またはキューの前に優先度の高い要素を追加したい場合に、この関数を使用できます。

    サンプルプログラム

    LabVIEWに含まれている以下のサンプルファイルを参照してください。

    • labview\examples\Synchronization\Queue\Queue Stack Maze Solver.vi