入力が純粋な数値 (単位を持たない数値) の場合、出力は指定された単位の物理数値になります。入力が物理数値の場合、値は指定された単位に変換されますが、出力は純粋な数値になります。 物理数値から単位を削除するには、関数を入力と同じ単位に構成します。単位を構成するには、ダイアグラムに直接入力するか、関数を右クリックしてショートカットメニューから単位文字列を作成を選択し、単位文字列を作成および編集します。


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入力/出力

  • cdbl.png

    xは単位あり、または単位なしの浮動小数点数です。

  • idbl.png

    xに単位がない場合、yは単位がある浮動小数点数です。xに単位がない場合、yは単位なしの浮動小数点数です。

  • ラベリングまたは操作ツールを使用して、文字列をハイライトして単位文字列を編集して、新規文字を入力します。また、関数を右クリックして、ショートカットメニューから単位文字列を作成を選択して、単位文字列を作成ダイアログボックスを表示することもできます。入力する単位は、LabVIEWで使用できる単位にする必要があります。

    入力が互換単位で測定された物理的数値の場合、出力は指定単位で測定された純粋数値になります。たとえば、xは37メートル (m) と指定して、単位変換関数の単位としてm (メートル) を入力する場合、yは関連単位のない37になります。xは37メートルと指定し、単位変換関数の単位としてft (フィート) を入力する場合、yは関連単位のない121.36になります。

    入力が純粋数値である場合、LabVIEWは単位変換関数で指定する単位をその数値に割り当てて、以下の表に示すとおり、その測定クラスの基本単位 (または基本単位の組み合わせ) で物理的数値を返します。

    クラス 基本単位: 省略形
    物質量 モル mol
    平面度 ラジアン rad
    立体角度 ステラジアン sr
    電流 アンペア A
    長さ メートル m
    光強度 カンデラ cd
    質量 キログラム kg
    温度 (熱力) ケルビン K
    時間 s

    たとえば、xが10の場合、「単位変換」関数でs (秒) を単位として入力すると、秒はLabVIEWが時間測定に使用する基本単位であるため、yは10秒になります。xは10の場合、「単位変換」関数でmin (分) を単位として入力する場合、yは600秒になります。その後表示器が表示する単位を変更して、分数、時間数、またはその他の時間単位を表示できます。