データ値を維持しつつ、入力データを互換性のあるデータタイプに変換します。「型変換」関数とは異なり、この関数は入力データを再解釈しません。

この関数は以下の目的で使用します。

  • 強制ドットを除去する
  • タイプ定義のないデータを、互換性のあるタイプ定義に変換する、あるいはその逆
  • ユーザーイベントrefnumなど、ワイヤ上のデータの名前を変更する


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入力/出力

  • cext.png タイプ

    タイプは、入力データxの変換後のデータタイプを指定します。

    入力データの変換後のデータタイプを設定するには、そのデータタイプの定数または制御器をタイプに配線します。LabVIEWは、タイプに配線された定数または制御器のデータを無視します。

  • cext.png x

    xは、変換するデータを指定します。

    この入力は、任意のデータタイプを受け入れます。

  • iext.png 強制x

    強制xは、入力データxの変換後の値を返します。

  • 型変換」関数も、データを所望のデータタイプに変換します。「タイプに強制変換」関数は、「型変換」関数とは異なり、強制ドットのように、入力データの値を維持するために互換性のあるデータタイプ間のみで変換を行います。「型変換」関数では、入力データを平坦化または非平坦化することで互換性のないデータタイプ間の変換が可能であるため、データが根本的に再解釈される場合があります。所望のデータタイプが入力データと異なるメモリサイズを必要とする場合は、「型変換」関数により入力データが再解釈される可能性があります。NIでは、データの再解析を避けるために、「型変換」関数の代わりに「タイプに強制変換」関数を使用することを推奨しています。